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JCWA、「第4回全日本PPF選手権2025」を開催

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2025/11/27

 日本カーラッピング協会(JCWA、苅谷伊会長)は10月22 ~ 24日、東京ビッグサイト・有明GYM-EX(東京都江東区)で催された「第66回サイン&ディスプレイショウ」において、ペイントプロテクションフィルム(PPF)の技能競技大会「第4回全日本ペイントプロテクションフィルム選手権2025」を開催した。

 ラウンドごとに別メーカーのPPFが用意され、対応力と技術の精緻さを競った。22・23日の予選で72人の参加者が8人まで絞られ、24日に準決勝・決勝戦が行われた。

 熱戦の末、今年5月の「第2回全日本カーラッピング選手権」でも優勝したトレンゴブ海選手(RF、大阪府)が優勝した。2位に第1回大会優勝者の井上睦基選手(P-Factory /いのうえ、神奈川県)、3位には第2回大会優勝者の磯真仁選手(ROCKYSHORE、東京都)。4位の鬼塚翔輝選手(TNK、大阪府)は、初出場ながら決勝まで進出するなどハイレベルな大会となった。 優勝したトレンゴブ選手には、各種賞品と副賞に海外研修渡航費50万円が送られた。

 JCWAの苅谷会長は、「白熱した大会になった。日々の業務で無駄を削り続けることと競技は地続き。愚直に努力した技術者が結果を残す。そのような技術者にスポットライトが当たるように、今後も大会を継続していく」と話した。

 3日間の大会の様子は同協会公式YouTubeチャンネル(上記QRコード)で視聴可能。 次 回 大 会(World Wrap Masters2025)は11月22 ~ 24日、ジャパンモビリティショー名古屋(ポートメッセ名古屋)内で開催を予定している。

決勝戦の様子。観客が詰めかけ熱戦を見守った

優勝したトレンゴブ海選手(中央)と祝福する2位・ 井上睦基選手(左)、3位・磯真仁選手(後方)、4位・ 鬼塚翔輝選手(右)

トレンゴブ選手は5月開催のカーラッピング選手権 でも優勝しており、今回で二冠となった