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遠隔管制で横浜・神戸を一元監視、日産が神戸市での自動運転モビリティサービス実証実験について発表
2026/10/19
10月14日、日産自動車(イヴァン エスピノーサ社長、本社=神奈川県横浜市)は兵庫県神戸市で2026年度に実施する自動運転モビリティサービス実証実験の詳細を発表した。同日より試乗モニターの募集も開始している。今年度は、横浜の遠隔管制室から横浜と神戸の自動運転車両を一元的に管制する仕組みを検証する。
昨年度から運行エリアを拡大し
オンデマンド型で実施
昨年度の実証運行で得られた知見を基に運行エリアを拡大した。スマートフォンで予約や配車ができるオンデマンド型のサービスとして実施する。車両は、セレナをベースとした自動運転開発車両(SAEレベル2相当、セーフティドライバー同乗)を使用予定。
運行エリアは、伝統的な酒造りの歴史で知られる神戸・灘五郷エリア及び周辺地域。自動運転モビリティサービスを活用した観光エリアの回遊性や地域活性化の可能性、社会受容性を検証する。実施期間は2026年12月8~18日であり、運行日は期間中の平日(火~金曜日)となる。
今回の実証では、横浜みなとみらい(関内エリア)と神戸・灘五郷エリアの2拠点で走行する自動運転車両を、横浜の遠隔管制室から一元的に監視する。複数の走行エリアを1ヵ所から遠隔監視する仕組みを検証することで、モビリティサービス運営の効率化や導入地域の負担低減を目指す取り組みとなる。日産はこの検証について、今後のモビリティサービスの社会実装に大きく寄与するものと位置付けている。

試乗モニターは100名程度を募集、参加費は無料
試乗モニターの募集要項は以下の通り。
・募集人数:100名程度
(応募多数の場合は抽選、当選者にのみ11月下旬頃に神戸市より通知)
・応募期間:2026年10月14日~11月13日まで
・応募方法:「おでかけKOBE」サイトより応募
・参加費:無料
申し込み条件として、満18歳以上であること、自身で車両に乗降・着席しシートベルトを着用できること、実証実験中の撮影やインタビュー、アンケートに協力できることなどが求められる。
参加・協力企業及び団体の役割分担は次の通りである。
・神戸市:事業の統括管理
・灘五郷酒造組合:乗降地の提供、自動運転と酒蔵とのサービス連携検討
・Moplus:サービス運営・運用体制構築の支援等
・日産自動車:実証の企画・運営主体、自動運転車両の提供と運行

日産は本実証を通じ、2027年度には一部エリアでの有償運行、2030年度には商用運行の開始を目指している。なお本年度の実証は、デジタル庁「令和7年度自動運転社会実装先行的事業化地域事業」及び国土交通省「令和8年度地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」の一環として実施される。
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