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三菱自動車、新型パジェロを12月17日に発売 予約受注は年度目標超えの約5,500台と好調

2.4Lクリーンディーゼルや「S-AWC」を搭載し、全4グレード展開で価格は619万3,000円から

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2026/11/04

新型『パジェロ』SUPER EXCEED エクステリア

 三菱自動車は、ブランドを象徴するフラッグシップモデルのクロスカントリーSUV新型『パジェロ』を、2026年12月17日から販売開始する。国内では、「SUPER EXCEED」、「EXCEED」、「GSR」、「GLS」の全4グレードを設定し、メーカー希望小売価格は6,193,000円から7,950,800円(消費税10%込み)とした。10月1日より開始した予約注文は前日までに約5,500台に達し、年度目標を上回る受注を獲得している。

 新型『パジェロ』は、本格的な四輪駆動車の悪路走破性と信頼耐久性に、乗用車の扱いやすさと快適性を融合させた初代モデルからのコンセプトを継承・進化させた。新世代のフラッグシップモデルに相応しい上質感や存在感を加え、全方位で大幅な進化を遂げたモデルとしている。

 同社取締役代表執行役社長兼COOの岸浦恵介氏は、日本市場への投入にあたり、先行販売しているタイでの高評価に触れつつ、三菱自動車らしい走破性、安心・安全・快適性、冒険する楽しさを提供し、ブランドのさらなる成長につなげていく方針を示した。

デザインとパッケージング

 エクステリアは、水平基調のスクエアで塊感のあるプロポーションをベースに伸びやかなシルエットで構成。初代モデルのロールバーから着想を得たCピラーのほか、力強いフェンダーや立体感のあるフードを採用している。フロントグリルにはハニカムタイプ(「SUPER EXCEED」)と横桟タイプ(「EXCEED」「GSR」「GLS」)を設定し、T字型シグネチャーのヘッドランプを配置した。足元には20インチまたは18インチのアルミホイールを装備する。ボデーカラーは新開発のアーマーカッパーメタリックやファントムブルーメタリックを含むモノトーン7色に加え、「SUPER EXCEED」専用の2トーン4色を合わせた全11色を展開する。

 インテリアには、車両の姿勢変化を把握しやすい水平基調のインストルメントパネルと、現代的に進化させた3連メーターを表示する「モノリスディスプレイ」を採用した。センターコンソールには電動式セレクターレバーを配置し、日本の伝統工芸「木目込み」に着想を得た縫製技法のソフトマテリアルをインパネやドアトリムに施した。「SUPER EXCEED」のシートにはキャメルとブラックの2トーンカラーによるセミアニリン本革を採用した。なお、同モデルのデザインは2026年度グッドデザイン賞を受賞している。

 ボデーサイズは全長4,920mm×全幅1,925mm×全高1,910mm(「GSR」「GLS」は全高1,900mm)とし、市街地からオフロードまで取り回しやすいサイズ感とした。室内空間は室内長2,775mm×室内幅1,575mm×室内高1,235mm(「SUPER EXCEED」サンルーフ付きは1,190mm)の3列シート仕様である。2列目シートには150mmのロングスライド機構とタンブル機構を備え、3列目シートの頭上空間や足元スペースにも配慮がなされた設計となっている。


新型『パジェロ』SUPER EXCEED インテリア

シャシー・パワートレインと走行性能

 シャシーには高張力鋼板の採用や断面拡大を施したラダーフレームを使用し、重量を抑えながら高いねじり剛性と曲げ剛性を実現した。サスペンションはフロントにダブルウィッシュボーン式独立懸架、リヤに新開発の5リンク式リジッドサスペンションを採用している。20インチタイヤ装着車では最低地上高230mmを確保し、アプローチアングル30.4度、ランプブレークオーバーアングル22.6度、デパーチャーアングル25.8度(社内測定値)を実現した。

 パワートレインには、最高出力150kW/3,500rpm、最大トルク480N・m/1,750-2,500rpmを発揮する2.4Lクリーンディーゼルターボエンジンを搭載する。トランスミッションにはスポーツモード付き8速オートマチックを組み合わせ、燃費性能は12.1km/Lを達成している。

 駆動系には、車両運動統合制御システム「スーパーオールホイールコントロール(S-AWC)」と、4つのモードを選択可能な「スーパーセレクト4WD-II(SS4-II)」を搭載した。さらにアクティブヨーコントロール(AYC)、アクティブスタビリティ&トラクションコントロール(ASTC)、ABSを統合制御するほか、7つのドライブモード(NORMAL/ECO/GRAVEL/SNOW/MUD/SAND/ROCK)を設定している。ブレーキには18インチの大径ローターと電動ブースターを採用する。

安全・快適装備およびメーカー希望小売価格

 運転支援技術として「マイパイロット(MI-PILOT)」、3Dマルチアラウンドモニター、フロントアンダーフロアビューを搭載。予防安全技術「三菱e-Assist」には、衝突被害軽減ブレーキ[FCM]や前方衝突予測警報[PFCW]などに加え、同社初採用となる緊急時車線維持支援機能[ELA]や前進時交差車両検知警報システム[FCTA]を搭載している。さらに、同社初採用のSRSセンターエアバッグを含む計8つのエアバッグを装備した。

 快適装備として、前席シートベンチレーションや1・2列目シートヒーター、ワイヤレス接続対応のスマートフォン連携ディスプレイオーディオ、遮音ガラスを採用した。「SUPER EXCEED」には、ヤマハと共同開発した12スピーカー構成の「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」を装備する。また、純正ディーラーオプションとして「Classic Modern Style」および「Urban Shift Style」の2種類のセットオプションが用意されている。

 メーカー希望小売価格(消費税10%込)は以下の通り。

SUPER EXCEED:7,950,800円

EXCEED:6,930,000円

GSR:6,765,000円

GLS:6,193,000円