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スズキなど、能登町で電動モビリティの実証実験を開始

前回の課題を踏まえた2回目、セニアカー複数台導入やソーラー充電ポート設置など内容を拡充

  • #ニュース

2026/06/15

 スズキおよびスズキ自販北陸は、石川県能登町、ダイワテック(本社:東京都港区、代表取締役:岡 忠志)と共同で、能登町の応急仮設住宅において、ハンドル形電動車いす「セニアカー」および電動アシスト歩行器「RT.3」を活用した実証実験を、2026年5月28日より開始した。

実証実験の経緯と背景

 2024年1月に発生した令和6年能登半島地震を契機として、スズキ自販北陸が能登町へ車両の貸与を行った。この取り組みをきっかけに、スズキおよびスズキ自販北陸、能登町の3者は、災害時における車両貸与に関する応援協定を締結。その後、3者間の関係構築を進める中で、応急仮設住宅における、孤立リスクや交通の不便さ、コミュニティの断絶など生活環境の課題を感じ、実証実験の実施に至った。

実証実験の目的と今回の内容

 同実証実験は、応急仮設住宅の住人の移動手段の確保および外出機会の創出を目的としている。また、同取り組みは、2025年10月に実施した第1回実証実験で得られた課題や検証結果を踏まえた、2回目の実証実験となる。

 今回は、前回の実証内容を拡充し、「見守り機能を備えた『セニアカー』の複数台導入」、「電動アシスト歩行器『RT.3』の導入」、「ダイワテックによるソーラー充電ポートの設置」を実施する。

今後の地域課題解決への取り組み

 スズキおよびスズキ自販北陸は、同実証実験で得られた結果や利用者の声を今後の移動支援策に活用する方針。そして、復興期における移動支援の検討にとどまらず、過疎化や高齢化の進行、さらには免許返納後の移動手段の確保といった、能登町が抱える地域課題の解決に取り組むとしている。