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【ジャパンモビリティショー2025:国土交通省】「チャレンジ! 未来の自動車整備士(カードクター)」にトヨタGR86、ホンダ・シビックタイプR、日産フェアレディZが集結!

「クルマの点検・整備の体験」コーナーに人気の国産スポーツカー3車種を揃えてクルマと自動車整備の楽しさを強く訴求

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2026/01/11

 2025年10月31日より11月9日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「ジャパンモビリティショー2025」(以下、JMS2025。主催:日本自動車工業会(自工会))。


 自動車関連16団体で構成し2014年より自動車整備士のPRなどを行っている「自動車整備人材確保・育成推進協議会」と国土交通省は東7ホールにブースを構え、クルマの点検整備を体験できる小学生向けイベント「チャレンジ! 未来の自動車整備士(カードクター)」を開催した。

自動車整備人材確保・育成推進協議会/国土交通省ブースでのフォトセッションの様子

 一般公開に先駆けて10月30日に行われたプレスブリーフィングで、冒頭の挨拶に立った国土交通省物流・自動車局自動車整備課の多田善隆課長は、「このブースは、小学生など若い方々が実際にクルマや工具へ触れることで、クルマの楽しさや、それを整備する自動車整備士の格好良さを実感していただくことを目的として、前回2023年に続いて設置した」と経緯を説明。


「日本の自動車保有台数は約8000万台と近年横ばいで、当面この傾向に変化はないと考えている。ということは整備に対する需要も変化がないということで、この点については非常に明るい話だと思っているが、自動車整備士の求人倍率は5.09と高く、人材確保が課題となっている。前回開催時は約8000人がブースに来て下さったので、訴求力は非常に大きい」と、その効果を強く訴えている。

国交省の多田善隆整備課長

 設定された体験コーナーは以下の4種類。


【1.クルマの点検・整備の体験】

 インストラクターから点検や整備のやり方を教わりながら、一緒に点検・修理作業に挑戦。エンジンやタイヤ、ライトのチェックを通じて、クルマの安全を点検する。


種別:要予約

対象:小学生

時間:30分間

「クルマの点検・整備の体験」の様子

【2.ボルト・ネジ締め付け体験】

 様々な工具を使い分け、形も大きさも異なるボルト・ネジを締め付ける。


種別:予約不要

対象:未就学児~小学生

時間:20分間

「ボルト・ネジ締め付け体験」の様子

【3.エンジン分解・組立体験】

 工具を使って本物のエンジンを分解したり、組み立てたりする。


種別:要予約

対象:小学生

時間:30分間

「エンジン分解・組立体験」の様子

【4.大型車ホイールナット緩み点検体験】

 大型のタイヤについているナットが緩んでいないか、点検ハンマーを使った点検作業が体験できる。


種別:要予約

対象:小学生

時間:10分間

「大型車ホイールナット緩み点検体験」の様子

 体験できる自動車整備の内容自体は前回開催時とほぼ同様だが、「クルマの点検・整備の体験」のためにトヨタ、ホンダ、日産から用意された車両のラインアップが大きく変化。


 前回はトヨタ・アクア、ホンダN-WGN、日産ノートだったのに対し、今回はトヨタGR86、ホンダ・シビックタイプR、日産フェアレディZと、「より興味を持ってもらえるよう」(日本自動車整備振興会連合会(日整連)の島雅之専務理事)、「普段触れる機会が少なく記憶にも残りやすい」(自工会の木原康秀委員)、人気のスポーツカー3車種が揃えられていた。

(手前より)「クルマの点検・整備の体験」コーナーに用意されたホンダ・シビックタイプR、トヨタGR86、日産フェアレディZ

 しかもこのうちトヨタGR86は、トヨタ自動車が主催する「トヨタガズーレーシングラリーチャレンジ」の参戦車両。ロールケージやフルバケットシート、ラリータイヤなどを装着しており、より多くの参加者・来場者から注目を集めていた。

トヨタGR86・トヨタガズーレーシングラリーチャレンジ参戦車両

(文・写真=遠藤正賢)