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ホンダ、青山真二副社長辞任。業務時間外の不適切な行為の発覚受け

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2025/04/08

本田技研工業(以下、ホンダ)は4月7日、取締役 代表執行役副社長である青山真二氏について、業務時間外での懇親の場において不適切な行為があったとの訴えを受け、同氏より辞任届が提出されたことを発表した。

ホンダは、この訴えを受け、速やかに監査委員会主導による調査及び処分案の取りまとめを行い、取締役会へ報告するとともに、外部専門家へ意見を求めていた。同日開催された取締役会において、同氏が職を辞することは妥当であると判断された。

また、本事案を重く受け止め、取締役 代表執行役社長の三部敏宏氏については、月額報酬の20%を2か月間、自主返上する。

ホンダは、経営をリードし、人権尊重・コンプライアンス遵守を率先垂範すべき立場の者が、これらに反したとの訴えを受けるに至ったことを大変遺憾としている。かかる行為により不快の念をかけたこと、および全てのステークホルダーに多大な迷惑・心配をかけたことを深く謝罪した。

同社は、本事案を厳粛に受けとめており、信頼の回復を最優先の課題として認識している。今後、再発防止策の検討および全社におけるコンプライアンス順守体制を一層充実させる方針。

なお、本事案を受けた今後の新たな経営体制については、現在速やかに検討しており、近日中に発表する見込み。