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【車業界版・今日は何の日】8月26日は「レインボーブリッジ開通記念日」!現場で使える顧客トークネタ

突風による「ドアの逆反り」とヒンジ・ピラーの骨格修正

  • #トピックス

2026/08/26

8月26日は「レインボーブリッジ開通記念日」


 1993年8月26日は、東京港と臨海副都心をつなぐ吊り橋「レインボーブリッジ」が開通した日である。
 海上の橋や沿岸部の道路において、ドライバーを突如襲うのが「強風(横風)」である。夏から秋にかけての台風シーズン、ドアを開けた瞬間に突風に煽られ、ドアが想定以上の角度まで勢いよく開いてしまう「ドアの逆反り」のトラブルが多発する。

 強風でドアが逆反りした場合、被害はドアパネル単体のヘコミだけにとどまらない。ドアを支えている「ヒンジ」が無理な力でねじ曲がり、ドアの先端が前方の「フロントフェンダー」の内側に食い込んでしまうケースが多い。一般ユーザーは「ドアが閉まらなくなった」「開閉時にギギーと異音がする」といった症状で入庫するが、内部の被害は想像以上に深刻である。


 ヒンジが取り付けられている車体の骨格部分(Aピラー)まで歪みが波及している場合、単にドアやヒンジを新品に交換しても、ドアは正常に閉まらない。ドアを取り外した状態で車体寸法図(ボデー寸法マニュアル)に基づき、ピラーの取り付け穴の位置をミリ単位で計測し、 ひずみが確認された場合は、フレーム修正機等の油圧タワーを用いてピラーの骨格を正確な位置まで引き出す「骨格修正」が必須となる。ドアの開閉不良は、建付け調整のレベルを超えた車体構造の材料力学的な修復作業を伴うのである。