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【車業界版・今日は何の日】8月6日は「バルーンの日」!現場で使える顧客トークネタ

エアバッグ展開事故における修理の連鎖とダッシュボード復元

  • #トピックス

2026/08/06

8月6日は「バルーンの日」

  8月6日は「バ(8)ル(6)ーン」の語呂合わせから制定された「バルーンの日」。
 車と風船といえば、自動車の乗員を衝突の衝撃から守る「SRSエアバッグ(バルーン)」が最も重要な安全装備として挙げられる。しかし、一度このエアバッグが展開(爆発)するほどの事故を起こした場合の修理は極めて大規模かつ複雑なものとなる。


 
  「開いたエアバッグの袋だけを詰め直せばよい」と誤解されがちだが、一度作動したエアバッグモジュールは再利用できず、すべてアッセンブリー交換となる。さらに、衝突を検知した「エアバッグセンサー」や、作動履歴がロックされた「SRSコントロールユニット(コンピューター)」の同時交換もメーカー修理書で厳格に指定されている。 また、シートベルトにも火薬を爆発させてベルトを瞬時に巻き上げる「プリテンショナー機構」が連動して作動しているため、シートベルト本体の交換も必須だ。

 中でも、最も作業工数を圧迫するのが内装の復元である。助手席側のエアバッグはダッシュボードを突き破って展開するため、ヒビ割れたダッシュボードを丸ごと取り外して新品に交換しなければならない。さらにサイドカーテンエアバッグが展開した場合は、ルーフライニング(天井の内張り)も折れ曲がるため全交換となる。 「エアバッグが作動するほどの事故」には、フロントバンパーや骨格の鈑金修理に加え、これら内装の全解体と電子部品の総入れ替えが加わるのである。