JOURNAL 最新ニュース
【車業界版・今日は何の日】7月26日は『ピンククラウン』の受注開始が発表された日」!現場で使える顧客トークネタ
高彩度カラーの「隠蔽性」とカラーサフェーサーの論理
2026/07/26
7月26日は「ピンククラウン」の受注開始が発表された日
2013年7月26日は、トヨタの14代目クラウンの特別仕様車「ピンククラウン(モモタロウ)」の受注開始が正式に発表された日。
日本の高級車の代名詞であるクラウンが、これほどまでに鮮烈なピンク色を採用したことは、自動車デザインにおける衝撃的なな出来事であった。
このピンクや、スポーツカーに多い鮮やかなイエロー、明るいソリッドレッドなどの「高彩度カラー」は、塗装の現場において「難易度の高い色」として分類される。その最大の技術的障壁は、塗料の「隠蔽性」の低さにある。 一般的なグレーのサフェーサーの上にそのまま鮮やかなピンクやイエローを塗装すると、顔料が光を透過してしまうため、何層塗り重ねても下地のグレーが透けて色が濁り、本来の鮮やかな発色が得られない。
この隠蔽性の低さを物理的に解決するためのセオリーが、下地段階での「カラーサフェーサー」や「ホワイトプライマー」の活用である。グレーの下地を一度真っ白、あるいはピンクに近い色のサフェーサーで覆い、キャンバスの明度を極限まで上げておく。その上で指定のカラーベースを塗装することで、最小限の膜厚で濁りのない鮮やかな発色を実現する。
また、こうした色は隣接パネルとの色差が出やすいため、広範囲へのボカシ塗装が必須となる。カラーサフェーサーによる下地のコントロールと、膜厚を均一に保つスプレーガンの運行技術が完全に連動して初めて、新車時の強烈なインパクトを放つ高彩度カラーを復元することが可能となる。
塗料の化学的特性を理解した論理的な下地構築の重要性を示す好例である。
あなたにおすすめの記事
-
BUDDICAが遮熱・放熱コーティング「HEAT GUARD」のB2B卸売を開始
2026/07/31
-
Dry Ice Energy社製ドライアイス洗浄機の最上位モデル「Champ Turbo Pro」国内販売開始
2026/07/31
-
【車業界版・今日は何の日】7月31日は「蓄音機の日」!現場で使える顧客トークネタ
2026/07/31
-
【車業界版・今日は何の日】7月30日は「プロレス記念日」!現場で使える顧客トークネタ
2026/07/30
-
令和8年熊本地震を受けて、日本自動車車体整備協同組合連合 小倉龍一会長がコメントを発表
2026/07/29
-
【車業界版・今日は何の日】7月29日は「アマチュア無線の日」!現場で使える顧客トークネタ
2026/07/29