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世界的ピアニストの反田恭平氏が時速60キロの区間を、144キロで走行し、道路交通法違反の罪で起訴

拘禁刑3か月を求刑、2021年にはBMWの「ブランド・フレンド」としての起用も

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2026/10/06

 世界的なピアニストとして知られる反田恭平被告(32)が、2025年12月に首都高速道路で制限速度を大幅に超過して走行したとして、道路交通法違反の罪で起訴されていたことが明らかになった。10月6日に東京地方裁判所で開かれた初公判で、反田被告は起訴内容を全面的に認め、謝罪の言葉を述べた。検察側は拘禁刑3か月を求刑し、判決は10月29日に言い渡される予定である。



 自動車業界的には反田氏はドイツの自動車メーカーBMWの「ブランド・フレンド」として、2021年10月に就任しており、今回の事件がブランドイメージに与える影響は大きいと言える。


「ブランド・フレンド」就任時の反田氏

軽率な行動だった


 初公判の法廷で、反田被告は落ち着かない様子を見せることもなく、裁判官からの起訴内容に関する問いに「ないです」と短く答え、事実を認めた。続く被告人質問では、事件当時の状況と心境について詳細に語った。


 被告によれば、当日は妻を迎えに行くために急いでおり、速度標識を見落としていたという。「時速100キロ制限の道路だと思っていた」と述べ、制限速度が時速60キロの区間を、それを84キロも上回る時速144キロで走行した事実関係を認めた。


 反田被告は、「今まで応援してくださったファンやスポンサーの方々に、軽率な行動でご迷惑をおかけし、申し訳ないと思っている」と謝罪の意を表明した。世界三大コンクールの一つである「ショパン国際ピアノコンクール」で、日本人として過去最高の2位という快挙を成し遂げたトップアーティストの起こした事件は、音楽界のみならず社会に大きな衝撃を与えている。


規範意識は希薄だ


 検察側は、今回の速度違反を「危険な運転」と断じ、反田被告が制限速度の確認を怠った点について「規範意識は希薄だ」と厳しく指摘した。その上で、懲役刑ではなく、刑務作業などが課される拘禁刑3か月を求刑した。


 一方、弁護側は情状酌量を求め、反論した。反田被告にとってスピード違反は今回が初めてであり、「常習性はない」と主張。被告が深く反省しており、「今後運転しないと決意している」ことを強調し、罰金刑が相当であると述べた。


 この公判は、法廷での主張が真っ向から対立する形となった。芸術家としての輝かしいキャリアを持つ被告に対し、司法がどのような判断を下すのか、注目が集まる。