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話題沸騰中! 「8番出口」の元ネタでもある世界的大ヒット都市伝説ムービーが日本に上陸「バックルームズ」

中年映画好きが新作映画を語る

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2026/09/10




都市伝説から生まれた全米・世界48 ヵ国No.1スリラーが日本上陸


1990年。家具販売員のクラークは、ショールームの地下で不気味に輝く「異空間への入り口」を発見する。

その先に広がっていたのは、見覚えのある部屋や廊下が無限に続く、巨大な迷宮だった。異様な空間に魅了され、同僚たちと調査を進めるクラーク。しかし、静寂の中に響く奇妙な音とともに、彼は突如として消息を絶ってしまう。セラピストとして働くメアリーは、彼の行方を追ってバックルームズへと足を踏み入れる。そこは、自らの心の奥底に封印していたトラウマさえも暴き出す、出口なき底なしの悪夢だった。

海外では有名な都市伝説「バックルームズ」を題材にした本作は、全米・世界興収ランキング1位を獲得。弱冠21歳のケイン・パーソンズ監督は「全米興収1位作品を生み出した最年少監督」となった。脳を侵食する映像体験として世界中にバックルーム旋風を巻き起こしている話題作がついに公開。


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サブカルおじさんの推しどころ


A24作品。インターネットの匿名掲示板の投稿から始まった海外の都市伝説である「The Backrooms」を題材にしており、日本でスマッシュヒットした「8番出口」の元ネタとも言える作品である。

リミナルスペース(本来なら人がいるはずなのに誰もいない空間)の不穏さと美しさ、そして脳に侵食する狂気の映像の数々がトラウマのように残り続ける異形の作品。鑑賞前に都市伝説の前情報を入れておけば、この理不尽で異質な閉塞感をさらに深く味わえるだろう。インターネットが生み出した文化が映画の頂点に到達した偉業の作品でもある。物語が人の心にぬるりと入り込んでくるので、深く考えすぎると思考のバックルームにたどり着いてしまうだろう。スクリーンを見つめているつもりが、いつの間にかその空間に見つめ返されている……そんな実存的な恐怖を音と映像で楽しんでもらいたい。

なお、監督は弱冠21歳のケイン・パーソンズ。本作撮影時は20歳で、「全米興行収入1位作品を生み出した最年少監督記録」を映画史に残る記録を本作で更新した。なお、1975年にも記録が更新されているが、その時の作品は「ジョーズ」。監督は今では知らない人はいないと断言できるスティーヴン・スピルバーグが28歳の時に打ち立てた記録でもある。

ドパガキと化し、タイパだコスパだと嘯き映画離れしていたZ世代を、ネット由来の都市伝説をネタに劇場へ呼び戻したという功績も踏まえると、映画ファンは時代の潮目を経験しているのかもしれない。



監督:ケイン・パーソンズ

配給:ハピネットファントム・スタジオ

公開中