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UDトラックス、大型トラック「ボルボFH」2026年モデルの販売を開始
国内初となるカメラモニターシステムを搭載し、燃費性能と安全性を向上
2026/04/22
ボルボ・トラックの日本国内におけるインポーター業務を担うUDトラックス(本社:埼玉県上尾市、社長CEO:伊藤公一)は、ボルボFH 2026年モデルを全国の販売拠点および正規ディーラーにて、本年初夏より順次販売を開始する。同モデルでは従来の鏡面サイドミラーに代わり、国内の大型トラックで初となるカメラモニターシステムを搭載した。より快適で安全な運転環境を提供することで、ボルボFHのさらなる進化を図っている。また、市場の要望を反映し、テレマティクス機能「ボルボ・コネクト」の導入により、ビジネスの効率性、安全性、生産性の向上を実現したとしている。
ボルボ・トラックセールス、バイスプレジデントの関原紀男氏は、2026年モデルについて、日本国内の大型トラックとして初めてカメラモニターシステムを採用したと言及した。サイドミラーの廃止で空力性能が向上し、エネルギー効率の改善とCO2排出削減を推進するとしている。直接視界の向上で安全性を高め、デザインや品質において最高水準を追求した車両であると述べた。また、運行状況をリアルタイムで把握できる「ボルボ・コネクト」の提供により、運送事業者の業務効率化や、データ活用による燃費改善、故障の予兆検知を通じた安定稼働に寄与するとの考えを示している。
カメラモニターシステムの採用とコネクテッドサービスの導入
- 日本の大型トラック初のカメラモニターシステム: 従来のサイドミラーをカメラに置き換えることで視界を大幅に拡大し、天候や明るさに左右されず周囲を鮮明に確認できる先進システムだ。広角表示やズーム機能などのデジタルサポートにより、安全性と運転操作性を高めている。旋回時にはトレーラー後端の動きに連動した映像を表示し、前進・後退を問わず状況を的確に把握することが可能となっている。
- 「ボルボ・コネクト」(コネクテッドサービス): 購入から5年間無料で提供されるサブスクリプションサービスである。燃費管理や車両状態管理、リアルタイムの位置情報機能により、運行の効率化と車両稼働の最適化を支援する。専用の「My Truckアプリ」では、車両ステータスの確認やキャブ温度調整を遠隔で行えるため、日々の運行準備の効率化に繋がるとしている。
運転支援機能の拡充と安全性への配慮
- パッシブスタート: プッシュボタン式のイグニッションキーを採用した。ボタン操作のみでエンジンを始動でき、始動準備の手間を軽減し、スムーズな操作性を実現する。
- 安全装備の機能向上: 側方衝突警報装置(BSIS)には、左折巻き込みリスクを感知した際の緊急制動機能を追加した。オートマチックパーキングブレーキはエンジン稼働中もドアと連動して機能するように改良され、安全性が向上している。また、ボルボ・ダイナミック・ステアリングには、エアサス車においてタイヤのパンクを検知した際に安全な停止を支援する緊急時レーンキープ機能が追加された。
- Android AutoとApple Car Playに対応: スマートフォンと連動させることで、音楽やメッセージなどを車両のサイドディスプレイ上で利用できる。ドライバーは使い慣れたアプリを安全かつ直感的に使用でき、効率的な運行環境が実現するとしている。
動力性能の最適化と国内ネットワーク
- エンジン: エネルギー効率を最大化したボルボD13eSCRエンジンを搭載する。出力は405kW(551PS)および345kW(470PS)の設定があり、内部損失を最小限に抑えることで低燃費を実現している。
- 排出ガス粒子数(PN規制)適合: 令和5年粒子数規制に適合するクリーンディーゼルエンジンである(現在申請中)。高噴射圧コモンレール燃料噴射と高効率な吸排気システムにより、最適な燃焼を実現した。
- 電子制御式オートマチックトランスミッション「I-シフト」: エンジンに合わせて開発されたトランスミッションは、スムーズなギアチェンジにより、ドライバーの意図に沿ったパフォーマンスを可能にする。優れた静音性と操作性で、疲労軽減や安全運転に寄与するとしている。
- メンテナンス契約: 毎月定額で保証付きのメンテナンスパッケージ「ボルボ・ブルー・プレミア契約」を提供している。コスト変動を抑制し、事業の安定化と保証期間の延長を支援する方針だ。
- 国内の充実したネットワーク: 全国約190拠点のサービスネットワークを通じて車両の稼働率向上を支える。2026年モデルは、全国のUDトラックス販売拠点およびボルボ・トラック正規ディーラーで取り扱う。