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LEXUSが新型「ES」を発売、多様な電動車モデルラインアップで全面刷新

HEVとバッテリーEV(BEV)を揃え、上質で快適な室内体験と新しいデザインを体現

  • #ニュース

2026/06/15

 LEXUSは、全国のレクサス店を通じて2026年6月11日に「ES」の新型モデルを発売した。同モデルはHEVとバッテリーEV(BEV)を併せ持ち、同ブランドの次世代電動車ラインアップの先陣を切るモデルとなる。ゆとりある後席を実現するパッケージと新技術により、すべての乗員に上質で快適な室内体験を提供する。次世代BEVのデザインテーマ「Provocative Simplicity」に着想を得た新しいデザインを体現し、クルマの素性を鍛え上げ、電動化技術で静粛性や乗り心地のさらなる進化を追求している。


ブランドの変革と新型ESの概要

 同ブランドは1989年の創業以来、常にイノベーションの精神を貫き、顧客に新たな技術や価値を提供することに挑戦し続けてきた。Japan Mobility Show 2025では「“DISCOVER” ―誰の真似もしない―」というブランドメッセージを掲げ、顧客一人ひとりにとって唯一無二の体験価値を提供できるブランドとしてさらに変革することを宣言。今後、各商品に固有のテーマを付与し、体験価値を定義していく方針だ。

 ESは1989年にフラッグシップセダンLSとともに販売を開始し、これまでに80以上の国や地域において販売してきた同ブランドの基幹モデルである。8代目となる新型ESは「DISCOVER CONFIDENCE」を掲げ、歴代ESが継承してきた長距離でも疲れにくい快適性を磨き上げるとともに、より高い次元でドライバーが自信を持って運転できる性能を実現した。また、マルチパスウェイを通じたカーボンニュートラルの実現に向けて、HEVとBEVのパワートレーンを提供する。

 デザイン面では、次世代BEVのデザインテーマ「Provocative Simplicity」に着想を得た表現に挑戦した。インテリアでは、物理スイッチを内装に同化させた世界初(*1)の「レスポンシブヒドゥンスイッチ」や「インテリアイルミパッケージ」、オーナメント加飾「バンブーレイヤリング(面発光)」を初採用している。また、標準仕様と“version L”に加え、後席用の装備を充実させた新パッケージ“Rr Comfort package”をラインアップに追加した。さらに、先進性と利便性を高めた次世代のマルチメディアや、進化したLexus Safety System +などの先進安全技術を採用している。


ES350h(ソニックイリジウム)

新型ESの主な特長

 新型ESの主な特長は次の通り。

  • 機能的本質や動的性能に根差したプロポーションと独自性の追求:新しいセダンプロポーション、空力性能を追求したダイナミックなフォルム、シンプルでクリーンな室内空間、“Rr Comfort package”をES350eに新設定。
  • 静粛性と乗り心地の継承と、走りの深化:専用開発プラットフォームと徹底した体幹強化による上質な乗り心地、パワートレーンラインアップ刷新による新たなドライビング体験、電子制御技術。
  • LEXUSらしい世界観を体現する最新技術:世界初(*1)の「レスポンシブヒドゥンスイッチ」をはじめ、「インテリアイルミパッケージ」、「バンブーレイヤリング(面発光)」の採用。
  • より安全・安心なドライブに寄与する先進安全技術:先進予防安全技術Lexus Safety System +、先進装備による安全・快適の追求。

ES350e“Rr Comfort package”

レスポンシブヒドゥンスイッチ(点灯時)

インテリアイルミパッケージ“奏”

バンブーレイヤリング(面発光)

チーフエンジニア 千足浩平氏のコメント

 Lexus Internationalチーフエンジニアの千足浩平氏は、「新型ESでは、その伝統的な価値を守り抜くために、新しい時代のセダンとして再定義することを目指した」と述べている。セダンが持つ高いボデー剛性と低重心による優れた乗り心地や操縦安定性、静粛性に魅力を感じており、新開発のTNGAプラットフォーム(GA-K)によりHEV、BEVの多様な電動車の選択肢を提供し、それぞれの性能を最大限引き出した個性ある走りを楽しめるとした。また、開発は「トヨタテクニカルセンター下山(TTC-S)」で行われ、何度も走って壊し直すことを繰り返してきたと言及。集大成である新型ESは、次世代LEXUSの幕開けを象徴するクルマであるとしている。


新世代のスピンドルボディ

ES500e(ソウ)

新型ES 主要諸元

HEV

BEV

仕様・型式等

ES350h[FWD/AWD]

ES350e[FWD]

ES500e[AWD]

全長

5,140(+165)mm

全幅

1,920(+55)mm

全高

1,555(+110)mm

1,560(+115)mm

ホイールベース

2,950(+80)mm

車両重量

1,830kg/1,890kg

2,100kg

2,200kg

タイヤサイズ

235/55R19

235/55R19

235/45R21

エンジン

2.5L 直列4気筒

トランスアクスル

eAxle

eAxle(フロント/リヤ)

システム最大出力(kW[PS])

182[248]

165[224]

252[342]

加速性能[s](0-100km/h)

7.7[FWD]
7.5[AWD]

8.0

5.5

航続距離

670km(*2)

636km(*2)

燃料消費率[km/L]

25.4[FWD](*2)
24.8[AWD](*2)

充電時間(150kW 10-80%)

外気温25℃ : 約28分(*3)

()括弧内は従来型比


*1 2026年6月現在発表済みの車種において、LEXUS調べ

*2 WLTCモード・19インチタイヤ装着時

*3 駆動用電池温度が約25℃の場合に、満充電量の約10%から約80%まで充電するためのおおよその時間。バッテリーの残量や外気温、普通/急速充電(スタンド)の仕様などの条件により、充電完了までに必要な時間は変わる


メーカー希望小売価格

エンジン

駆動

価格(10%消費税込み、円)

ES350h

A25A-FXS(2.5L 直列4気筒)

FWD

7,900,000

AWD

8,100,000

ES350e “Rr Comfort package”

FWD

9,200,000

ES350e “version L”

8,800,000

ES350e

7,900,000

ES500e “version L”

AWD

9,200,000

ES500e

8,300,000


デザイン・機能および安全技術の詳細

 新型ESではデザインコンセプトとして「Clean Tech x Elegance」を掲げ、新世代のスピンドルボディや「ツインLシグネチャーランプ」、リヤの「リヤLシグネチャーランプ」を採用した。ボデーカラーには新色「ソウ」を含む7色を設定している。従来型より全長を165mm、ホイールベースを80mm延長し室内空間を確保。薄型パノラミックルーフや12.3インチの異形液晶メーターを搭載した。新設定の“Rr Comfort package”にはオットマンやリフレッシュシートなどが備わる。

 走行性能面では、専用開発を施し刷新したTNGAプラットフォーム(GA-K)を採用。フロントエンド、フロア、リヤエンドの剛性を強化した。また、リヤにはマルチリンク式サスペンションをESとして初採用。Dynamic Rear Steering(DRS)なども搭載した。パワートレーンは、HEV(ES350h)に新2.5L直列4気筒ハイブリッドシステムを採用。BEVは航続距離670kmのFWDモデル(ES350e)と、四輪駆動力システム「DIRECT4」を採用したAWDモデル(ES500e)をラインアップする。

 最新技術として、手をかざすことで機能アイコンが点灯する「レスポンシブヒドゥンスイッチ」や、6つの世界観を演出する「インテリアイルミパッケージ」、ソフトウェア開発プラットフォーム「Arene」を採用した新世代マルチメディアを搭載している。安全技術では最新の「Lexus Safety System +」を採用し、レーダークルーズコントロールへのエコランモード・地図連携機能の追加、ブラインドスポットモニター[BSM]への自転車・バイク検知機能追加、パノラミックビューモニターへの3Dビュー採用などを実施している。


ES500e“version L”インテリア(前席)

BEVコックピット