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【車業界版・今日は何の日】8月18日は「高校野球記念日」!現場で使える顧客トークネタ

ボールや飛来物によるヘコミと「絞り」の技術

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2026/08/18

8月18日は「高校野球記念日」


 1915年8月18日は、現在の全国高校野球選手権大会の前身となる「第1回全国中等学校優勝野球大会」が開会した日である。
 この野球にちなみ、夏休み期間中に一般ユーザーから多く寄せられるのが「グラウンドから飛んできた野球のボールが車に当たった」「高速道路で飛来物がぶつかった」といった、落下物・飛来物による突発的なヘコミ(デント)の修理依頼だ。



 硬いボールや飛び石がハイスピードでボディに衝突すると、鋼板は単に凹むだけでなく、衝撃点に向かって金属組織が引き伸ばされる「伸び」という現象を起こす。特に、デザイン上の折り目である「プレスライン」に直撃して鋭角に陥没している場合、裏側から押し出すデントリペアでは対応しきれず、正規の鈑金塗装が必要となる。

 伸びてペコペコと波打つようになった鉄板は、そのままパテを盛っても強度が保てない。鈑金職人は、スタッド溶接機で凹みを引き出した後、伸びた箇所をバーナーやカーボンスティックで局所的に高温加熱し、急冷することで金属を収縮させる「絞り」という高度な作業を行う。 また、「飛来中・落下中の物体との衝突」による損害は、多くの場合において車両保険(一般条件またはエコノミー)の適用対象となる。ユーザーに対して、保険等級のダウン(通常1等級ダウン)と自費修理の損益分岐点を正確に算出し、適切な修理プランを提示するフロント業務の対応力が顧客満足度を大きく左右する。