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システムユーザーレポート vol.7 ヴァリアス(モレノンNEXT)
社名に込めた想い、多種多彩なニーズに応える工場を目指す
2026/03/17
技術に自信あり! 大破車両はお任せ
名古屋市近郊のベッドタウンである愛知県西部に位置する津島市。ヴァリ
アスはこの地に工場を構える。
現在地に移転したのは10年ほど前。大学生の時から鈑金塗装工場である家業を手伝っていた伊藤正則社長は、旧工場を振り返り、「今後の展開、将来のことを見据えた時、どうしても旧工場では手狭だった。そこで現在地に移転、2013年に新工場を建てた」。移転を機に社名もヴァリアス(VARIOUS)に変更。英語で「多種多彩、様々な、多様な」という意味を社名に込めた。
以前は、鈑金塗装が事業の中心だったが、移転をきっかけに車検・整備、車販、保険など様々な業務に取り組んでいる。現在は、鈑金塗装で月間平均70台、車検・整備で同5台を7人(鈑金3、塗装3、事務1)で処理する。
同社の強みは、なんと言っても中破・大破車両への対応だ。従来より鈑金塗装技術に対する取引先からの信頼は厚く、「中破・大破車両はヴァリアスへ」という認知が広まり、必然的に中破・大破車両の入庫割合が高い。そのため、先月にはボデー修正装置1基を新しく入れ換えた。現在、2基のボデー修正装置を存分に活用して、中破・大破車両の修復作業に対応している。
伊藤正則社長
初代システムからの長い付き合い
現在使用する見積りシステムは、2年前から利用するモレノンNEXT。しかし、同社とプロトリオスの付き合いは長く、1988年(昭和63年)に発売された「見積り博士CD-1」の時代まで遡る。
伊藤社長がまだ新人のころは、手書き見積りが主流の時代。時間が掛かる上、見積りモレも散見され、間違いがあると最初からやり直しになるなど、悩みは尽きなかった。そのような時に販売店から紹介されたのが、当時まだ珍しかったパソコンの見積りシステム「見積り博士CD-1」だった。
初めてデモンストレーションを見た時の印象は、「正直、難しそうと思った」と振り返る伊藤社長。当時、パソコンそのものが珍しい時代でもあり、「使いこなせるかどうか心配だったけれど、若い自分がやらなければ誰もできない」と、意を決して導入に踏み切った。しかし、実際に使用してみると、「思っていたよりも簡単で、導入前の悩みが一挙に解決された」。
慣れた手つきでシステムを操作する伊藤社長
システムで一番気に入っている点をたずねたところ、「どこに何があるか、次にどのような画面になるか、どこにどの部品があるのかがすぐに判断できる。特に、大破車両の見積りには大いに役立っている」と、使用歴の長い伊藤社長ならではの答えが返ってきた。また初期のころと比較にならないほど、小さな部品や細かなクリップまで収録されている豊富なデータ量もポイントに挙げた。
「今後は、車検・整備や車販を通じて直需客を増やしていき、地域に密着した活動をしていきたい」と抱負を語る。まさに社名の通り、VARIOUS(多種多彩、様々な、多様な)な顧客ニーズに応えられる工場として、長年愛用する見積りシステムとともに、これからも歩み続けていく。
取材当日も稼働していたボデー修正装置
※本ページは、月刊ボデーショップレポート 2022年10月号に掲載の記事を元にしています。
※掲載内容は、取材当時のものです。

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