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【車業界版・今日は何の日】8月28日は「民放テレビスタートの日」!現場で使える顧客トークネタ

フロントガラス交換と「フィルムアンテナ」の再施工

  • #トピックス

2026/08/28

8月28日は「民放テレビスタートの日」


  1953年8月28日は、日本初の民間放送テレビ局(日本テレビ)が本放送を開始した日である。
 車内でテレビやカーナビを楽しむための受信設備は進化を続け、現在ではフロントガラスの室内に貼り付ける「フィルムアンテナ」が主流となっている。飛び石などでフロントガラスのヒビ割れ修理(交換)が発生した際、このアンテナの取り扱いが必須の作業工程となる。


  一般ユーザーの中には「ガラスを交換する際、今のアンテナを剥がして新しいガラスに貼り直してほしい」と要望するケースがある。しかし、フィルムアンテナは極薄の導電性プリント配線であり、一度ガラスから剥がそうとすると確実に断線するため、再利用は物理的に不可能である。ガラス交換の際には、「新品のフィルムアンテナ部品」を手配し、ナビ本体へ接続する端子を再施工する必要がある。

 また、新しいガラスにアンテナを貼り付ける際のマスキングは、極めてシビアである。ガラスのフチにある黒いセラミックライン(ドットプリント)に重なると電波の受信感度が低下し、また冬場に曇りを取るための熱線(デフォッガー)や、ETCアンテナ、ADAS(先進運転支援システム)用カメラの視界と干渉しないように、メーカーが指定するミリ単位のクリアランスを守って正確に圧着しなければならない。ガラス交換は、単なるパネルの張り替えではなく、車両の通信機能を担保する精密な電装整備の一部である。