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ダイハツ、グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金に採択、マレーシアでHVの現地生産・販売実証を展開
経済産業省の支援を受け、現地合弁会社プロドゥアと連携し低炭素モビリティの有効性を検証
2026/06/08
ダイハツ工業(以下ダイハツ)は2026年5月14日、経済産業省が日アセアン経済産業協力委員会(AMEICC)に拠出して実施する「令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(大型実証 ASEAN加盟国)」に応募し、「マレーシア向けハイブリッド車の海外生産・販売実証事業」が採択されたことを発表した。
同補助金制度は、経済産業省が、グローバルサウス諸国の市場活性化および日本との経済連携強化を目的として、日本企業が実施する実証事業を支援するもの。同実証事業では、当該制度の支援を受けて、ダイハツが独自に開発したハイブリッド技術および生産・品質管理に関するノウハウを活用し、マレーシアの現地合弁会社であるプロドゥアと連携してハイブリッド車の現地生産・販売を行い、実運用を通じた実証を進める計画である。
低炭素モビリティの有効性を検証
同実証事業では、ハイブリッド車をマレーシアにおいて現地生産し、低炭素かつ実用性の高いモビリティとしての有効性を実証する。具体的には、以下の観点から検証を行う。
- 現地生産における品質確保手法の確立および現場での経験の蓄積
- 内燃機関車(従来車)と比較したハイブリッド車の価格等に対する顧客の許容度の評価
- 電動車に対する顧客の期待値や使用特性の把握・検証
これらの検証結果を踏まえ、将来的な事業化に向けた対応策の検討を進める方針だ。
初の現地生産に向けた課題と政府支援
同実証事業は、ダイハツが独自に開発したハイブリッド車を初めて現地生産するプロジェクトである。
実証を進めるにあたっては、現地組立ラインの整備、必要な設備の導入、品質管理体制の構築など、多額の投資が必要となる。未だ電動車が市場の主流を占めていない中での現地実証の実現には課題もあるが、同補助制度を通じて日本政府の支援を受けることにより、ハイブリッド車特有の生産工程、品質保証体制、人材育成、市場からのフィードバックまでを含めた実証を、着実に推進するとしている。
現地での競争力強化と日本国内への波及効果
また、同実証事業を通じて、プロドゥアとの協業により、マレーシアにおいて期待される人材育成、カーボンニュートラルへの貢献や、現地における競争力強化につなげていくとともに、同社のハイブリッド技術や関連部品の供給を通じて、日本国内での雇用や産業競争力の強化に波及することが期待される。
ダイハツは、マルチパスウェイの考え方のもと、国や地域、顧客それぞれの生活に寄り添った、良品廉価で環境にやさしい車を届けることで、カーボンニュートラル社会の実現と自動車の普及、産業発展に貢献する考えである。
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