JOURNAL 

トヨタ、「スープラ」1,069台のリコール届出 スタータに防水不備で火災のおそれ

  • #一般向け

2025/11/13

トヨタは11月12日、スポーツカー「スープラ」の始動装置(スタータ)に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た 。リコール開始日は11月13日 。対象は合計1,069台となる 。

不具合の内容と原因

不具合の原因は、スタータの防水性の検討が不十分であったため 。水溜まりなどを勢いよく走行した場合、スタータのリレー内部に水が浸入するおそれがある 。その結果、そのまま使用を続けると接点部が短絡し、エンジンが始動できなくなるほか、最悪の場合、火災に至るおそれがあるという 。

これまでに不具合の発生は0件で、事故の報告はない 。

改善措置と周知方法

トヨタは、対象となる全車両に対し、スタータを対策品に交換する改善措置を実施する 。

使用者にはダイレクトメール等で通知する 。また、自動車特定整備事業者等に対しては、日整連発行の機関誌への掲載や、同社のインターネットホームページに掲載することで周知を図る 。

車名

型式

通称名

リコール対象車の車台番号の範囲

製作期間

対象車の台数

トヨタ

3BA-DB22

スープラ

DB22-0020234〜DB22-0039345

令和元年5月29日〜令和3年3月10日

807台

3BA-DB82

DB82-0020375〜DB82-0039309

令和元年7月3日〜令和3年2月4日

262台

(計2型式)

(計1車種)

(製作期間の全体の範囲)

令和元年5月29日〜令和3年3月10日

(計1,069台) 12