JOURNAL 

匠自動車、「匠塾研習会」を開催

  • #その他

2026/01/06

 匠自動車(田中大助社長、高知県高知市)は11月8日、日本ペイント・四国支店(香川県綾歌郡)で「匠塾研習会」を開催した。

 匠塾は、2019年ごろにFacebookのコミュニティーから始まり、現在はFacebook、インスタグラムの両方でオンラインサロンを運営し、年に1 ~ 2回のオフライン会を行っている。田中社長は、オンラインサロンを運営する意義として「コミュニティーは明日使える技術を得られるところにしたいが、対面の場だと盛り上がるだけで満足してしまうこともある。その点、オンライン上であればいつでも質問ができる。

 また、動画も載せられるので、分からないところを何度も見返して反復練習ができ、身に付けやすい」とし、鈑金塗装業界を盛り上げるために「今後は学生×整備士、女性同士などの様々な交流会をしたい」と述べた。

 その後、水性塗料を用いてホンダYR-644Pと三菱U19のボカシ塗装を実演し、それぞれ速乾タイプのQDクリヤーと高外観タイプのSGクリヤーで仕上げ、各クリヤーの特徴を説明。ポイントとして、ボデーカラーに合わせたプラサフ色の選定、ムラ取り塗装の際にブース内の照明だけでなく、ハンディーライトなど種類の異なる光源で確認することなどを挙げた。また、水性塗料であっても塗装マスクや保護眼鏡、手袋など肌を露出させない服装が必要と労働安全衛生に関する注意喚起も行った。

 磨きのパートでは、エッジを立てない、熱をかけ過ぎないなどポリッシャーの当て方やブツ取りのコツを解説。同社の田中珠理氏は、磨き作業の工数削減のために塗装時のゴミ・ブツを減らすことが重要であるとして、「ゴミは作業服や髪など、自分の体から出ていることを意識する。ガンのみ近づけて体はパネルから離す」と、日ごろ心掛けている塗装時の要点を紹介した。

 昼休憩時には、日ペが今後発表予定のVR塗装シミュレーター・nax VP-0も体験。講師は同社・田中、田中珠、日ペ・中川、武田の各氏。香川県立高等技術学校(同高松市)の教諭、生徒らも参加した。