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航続距離300km以上へ進化、トヨタ新型燃料電池路線バス「SORA」発売
2026/10/06
10月5日、トヨタ自動車は水素を燃料とする新型燃料電池(FC)路線バス「SORA」を発売した。いすゞ自動車と共同開発した次世代モデルで、初代と比べ航続距離を約100km延ばし300km以上を実現している。初代SORAは2018年に発売され、このたびの新型は、いすゞが開発したBEVフルフラット路線バスのプラットフォームに、トヨタのFCシステムを組み合わせた。
FCシステムの進化で航続距離が約100km増加
同車ではFCと大容量バッテリーを効率よく使い分けることで燃費を向上。商用車向けに小型化しながらも出力・耐久性を高めたFCスタックとし、新開発の大型水素タンクを併せてFCシステムを屋根上にコンパクトに搭載した。これにより、バス事業者がメンテナンスをよりスムーズに行える仕様となっている。

安全機能の強化
安全面では、DSM(ドライバーステータスモニター)と連動するEDSS(ドライバー異常時対応システム)を装備。ドライバーに異常が生じた場合、車両を減速・停車させ自動でパーキングブレーキを作動させる。また、車両前方の歩行者・自転車を検知しドライバーへ通知する「フロントブラインドスポットモニター」を搭載。
フルフラットフロアなど乗客目線の
使いやすさを追求
車内は段差のないフルフラットフロアを採用し、車いすやベビーカー利用者を含むすべての乗客が安全かつスムーズに移動できるようにしている。車いすワンタッチ固定装置はオプション設定(2027年4月頃より受付開始)。

その他にも、座席配置などが異なる都市型と郊外型の計4車型をラインアップ。水素満充填は約10分(トヨタ測定値)で新しい高速充填規格に対応し、対応ステーション整備後は充填時間が約半分に短縮できる見込みである。外部給電器の接続により、災害時などに非常用電源としても利用可能。
参考:10月5日リリース「トヨタ、新型燃料電池路線バス「SORA」を発売」