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ディスクロージャー・デイ

スピルバーグ監督が贈る、 全人類が目撃する“最高機密”とは

  • #コラム
  • #一般向け

2026/09/28




あらすじ



サイバーセキュリティーの専門家であるダニエル・ケルナーは、謎の組織ワーデックスから機密情報を盗み出す。

一方、カンザスシティーのローカル局で気象予報士を務めるマーガレット・フェアチャイルドは、突如として自身の身に起こった異変に戸惑っていた。接点のないはずの2人は、謎めいた協力者ヒューゴ・ウェイクフィールドに導かれ、これまで数十年にわたり隠ぺいされてきた、世界を揺るがす衝撃的な真実を知る。その秘密を人類に開示しようとする彼らの前に、政府直属の秘密組織が立ちはだかる。

世界最高のヒットメーカーの1人であるスティーヴン・スピルバーグが原案・監督を務めたSFサスペンス大作。地球外生命体に関する機密情報を得た2人の男女がその内容を世界に開示するべく奔走する姿を、衝撃的なストーリー展開と圧倒的な映像美で描き出す。主演は「クワイエット・プレイス」シリーズ、「プラダを着た悪魔」シリーズのエミリー・ブラント。



サブカルおじさんの推しどころ



世界で一番有名な監督と言っても過言ではないスティーヴン・スピルバーグの作品を本コーナーで紹介するのは初めてである。スピルバーグ作品と言えば「E.T.」、「未知との遭遇」の異星人をテーマにしたSF、宇宙のイメージが強いが、2005年の「宇宙戦争」以来、21年ぶりとなる。

夜空で輝く星々を見て、誰でも一度は「この星のどこかに生命体はいるんだろうな」とぼんやり思ったことがあるだろう。その思いをスピルバーグが見事に作品に落とし込んでくれた。宇宙人に関する政府の隠ぺい、秘密組織の暗躍、情報操作、陰謀論―オカルト好きにはたまらない作品である。

劇中ではロズウェル事件など実在のUFO都市伝説にも触れられており、物語が進むにつれ、ある強烈な錯覚に陥る。「もしかしたらこれらはすべて事実で、スピルバーグが宇宙人の存在をDisclosure(開示)しようとしているのでは?」と。何が事実で、何が虚構なのか。気付くと夜空を見上げるのが少し恐ろしくなるだろう。開示の日=ディスクロージャー・デイはもうそこまで来ているのかもしれない。

名優コリン・ファースが目的のために手段を選ばないエゴの塊のような悪役を演じているが、「キングスマン」並みのダンディさが存分に発揮しており、ちょっとワルに憧れる中年としては見習いたいほどであった。

X-FILEなどに代表される宇宙人や陰謀論など、矢追純一のUFO特番に胸を躍らせてきた中年たちはもちろん、それを知らないであろう若い世代にも宇宙の可能性と暗躍する国の組織の怖さを感じさせる一本。

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ディスクロージャー・デイ

監督:スティーヴン・スピルバーグ

配給:東宝東和

10月1日(木)より全国ロードショー