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BUDDICAが遮熱・放熱コーティング「HEAT GUARD」のB2B卸売を開始
車内温度低減を実証した機能性塗膜を全国の施工店・販売店へ展開
2026/07/31

機能性コーティング卸売事業の開始背景
中古車販売やコーティング施工をはじめ、多様な自動車関連事業を展開するBUDDICA(本社=香川県高松市、代表取締役=中野優作氏)は、2026年7月22日より、次世代遮熱・放熱コーティング剤「HEAT GUARD(ヒートガード)」の事業者向け卸売事業を開始した。
近年の夏季における記録的な高熱環境に伴い、直射日光下に放置された車両の室内温度は70℃以上に達することがあり、乗員の熱中症リスクやエアコン稼働に伴う負荷増大が懸念されている。また、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の普及にともない、バッテリーおよび駆動系モーターの温度管理(熱マネジメント)の重要性も急速に高まっている。
従来の自動車用コーティング市場においては「艶」や「撥水性」といった美観価値を目的とした商材が主流であったが、熱害への直接的な対策となる機能性商材の選択肢は限られていた。
これに対しBUDDICAは、独自の遮熱・放熱技術を有するコーティングメーカーのノバコローナと連携し、高い熱制御性能を有する機能性コーティング剤「HEAT GUARD」を全国の自動車販売店、コーティング施工店、整備工場等へ供給する体制を整備した。

「HEAT GUARD」の製品概要と技術的メカニズム
「HEAT GUARD」は、光の透過性と遮熱性を両立した透明コーティング剤である。可視光線を阻害しないシリカ系透明骨格をベースとし、特定の波長帯において放射率を高める金属酸化物ナノ粒子を分散配合する構造を採用している。
本技術の特徴は、以下の2つの熱制御機能を単一の透明塗膜で同時に実現している点にある。
1. 遮熱機能
太陽光に含まれる熱エネルギーの主要因である近赤外線を選択的に反射・吸収し、車内および対象面への熱の進入を遮断する。
2. 放熱機能
構造内部に蓄積された熱エネルギーを赤外線として外部へ効率的に再放射し、熱の滞留を抑制する。
ボデー塗装面だけでなく、ガラスや樹脂ピラー部など車両外観の全面に対して施工が可能。可視光線の透過率を維持する設計であるため、車両本来のデザインやガラスの視認性を損なわない特性を持つ。
開発元のノバコローナによる調査(2025年9月時点)によれば、透明性と遮熱効果の両立が外部試験機関のデータによって証明されたコーティング剤として、日本国内で初の事例とされる。
実証データおよび検証環境の客観的評価
製品の性能に関しては、外部試験機関の立会いのもとで実証されたデータが存在する。
1. 外部試験機関における検証結果
真夏の台湾・桃園(外気温34℃)における3M楊梅実験室での実証試験では、直射日光下に車両を2時間放置した際、施工車両は未施工車両と比較して車内温度が5〜6℃低い結果となった。FLIR社製サーモグラフィ画像においても、施工部位における明確な表面温度の低下が確認されている。
2. 自社店舗における公開実証検証
自社店舗「BUDDICA PHOENIX PRO 高松」でも14日間連続の実証検証を実施中。
- 実施期間:2026年7月20日〜8月2日
(※定休日除く) - 検証対象:デモカー計4台(黒色テスラ2台、白色N-BOX2台)
- 検証環境:天候条件に関わらずデータを測定し、測定経過および数値を各種Webメディアを通じて公開
- 現地公開:期間中は一般消費者および仕入れ検討事業者による現地での見学・体験を常時受容
客観的な実測データをオープンな形式で提示・配信する手法により、製品性能に対する技術的根拠の明確化を図っている。

「HEAT GUARD」の主要スペックおよび耐久性能
製品の施工性・耐久性を担保する各種物理的スペックおよび試験成績は以下の通り。
- 遮熱・放熱効果:実測値として最大5.6℃の温度差を記録(理論上は最大10℃以上の低減効果を見込む)
- 可視光透過率:施工前後での変化量は+0.63ポイントにとどまり、高い透過性能を維持
- 耐熱性:最高800℃の環境下まで塗膜の分解が発生しない耐熱構造
- 表面硬度:ASTM試験方法に基づく測定で最高評価の「9H」を獲得
- 密着性:クロスカット試験(密着性評価)において最高等級である「4〜5B」を記録
- 耐用年数:3年以上の耐久性を保持。国際的認証機関SGSによる試験において、酸、アルカリ、塩害に対する耐性を確認済み
- 適用対象:EV、PHVにも対応可能。ボデー、ガラス、樹脂ピラー等への全面施工に対応
卸売事業の概要と事業者向け導入パッケージ
BUDDICAが展開する「HEAT GUARD」の製品概要および提供条件は以下の仕様となっている。
- 製品概要:HEAT GUARD(容量30ml)+専用アプリケーター付属(1本でボデーおよびガラス全面への施工に対応)
また、製品の導入にあたり施工技術の平準化および効果確認を目的とした事業者向け施工説明会・効果検証会が実施される。
- 開催日程:2026年8月10日(月)13:00〜15:00、8月24日(月)13:00〜15:00
- 開催場所:BUDDICA PHOENIX PRO 高松(香川県高松市)
- 申込方法:専用オンラインフォームからの事前申込制
市場展開における考察と導入メリット
自動車アフターマーケット市場において、美観(撥水・高光沢)に特化した従来のコーティングラインナップは飽和傾向にある。その中で、実用的な「遮熱・放熱による車内快適性の向上」および「EVの熱マネジメント支援」という明確な機能的付加価値を持つ商材の登場は、施工店や販売店にとって新たな単価アップおよび他社との差別化要素となる。
客観的試験データに基づいた遮熱・放熱性能と高い硬度(9H)・耐候性を有する商材の投入は、従来の美観向上型コーティングとは異なる機能性需要の掘り起しに寄与する。
会社概要
BUDDICA
- 所在地:香川県高松市六条町187-1 2F
- TEL:087-802-2982
- URL:https://www.buddica.jp/
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