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日産、「キャラバン MYROOM」を一部仕様向上 12月15日発売

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2025/10/22

ルーフとルーフサイドレールにかけて2トーンになっている

日産自動車株式会社は16日、「キャラバン MYROOM」を一部仕様向上し、12月15日から発売すると発表した。同モデルは、自分の部屋を自然の中に持ち込んだかのようなリラックス空間を提供することを目的に開発された、新たなカテゴリーの車だ。

今回の仕様向上では、車中泊をより快適に楽しむため、「キャラバン MYROOM」専用の断熱材を新規採用した。ボディにはアルミシートの断熱材、ルーフ部にはアルミシートに加えウレタンシートを追加し、遮熱性だけでなく遮音性も向上させている。これにより、雨天時の車中泊でもルーフへの雨音が軽減され、快適に過ごすことができるという。

ボディカラーには、好評のサンドベージュ/ホワイト2トーンに加え、モノトーンカラーも新たに設定された。

また、全グレードに寒冷地仕様が標準装備された。最上級グレードの「GRAND プレミアム GX MYROOM」には、車内カーテン、ウッドブラインド、ロールスクリーンが標準装備となり、MYROOMの魅力を最大限に体感できる仕様となった。

さらに、従来より後席と車中泊用ベッドの表皮に採用されていたヘリンボーン生地を使用した「MYROOM フロントシートカバー*2」が新規設定された。フロントシートに装着することで、車内全体の雰囲気に統一感が生まれ、MYROOMの世界観をより強く演出する。

加えて、「キャラバン」の一部仕様向上に合わせて、「キャラバン MYROOM」にも先行車発進お知らせ、タイヤ空気圧警報システム、コンフォートフラッシャー、インテリジェント クルーズコントロール*3などの、長距離走行時に安心・安全・快適を提供する装備が設定された。

全国希望小売価格(消費税込み)は、5,765,100円から7,498,700円となる。

2: GRAND プレミアム GX MYROOM にオプション設定
3: ガソリンモデルに標準設定

■車体整備事業者向けの視点


今回の仕様向上では、「車中泊をより快適に楽しむため、「キャラバン MYROOM」専用の断熱材を新規採用した。ボディにはアルミシートの断熱材、ルーフ部にはアルミシートに加えウレタンシートを追加し、遮熱性だけでなく遮音性も向上させている」と紹介した。

外板パネルの裏面に貼り付けてあるものがある場合、損傷を受けた場合の波及が通常モデルと変わったり、手が入るはずの個所に手が入らなかったりするため予め注意が必要だ。

もちろん、パネル交換の場合は貼り付け部材の調達や取り付け工賃も別途実作業から計上する必要がある。

10月21日現在、同社の商品サイトで掲載されていた断熱材の貼り付け個所。一部改良後は別になる可能性があるので注意が必要だが、貼り付け個所の参考になるだろう