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ロードスタージャンクション、オーナーインタビューその④
2025/12/05
11月30日(日)に大磯ロングビーチで行われた「Roadster Junction」(RSJ、ロードスタージャンクション)に参加したオーナーさんの愛車を全5回に分けて紹介します。今回はその4回目。「Roadster Junction」は、関東最大規模の開催を目指し、マツダ・ロードスターオーナー同士が深くつながり、語り合い、笑い合える場としてのイベントです。この日は520台のロードスターが全国から集結しました(内訳はNA168台、NB96台、NC53台、ND203台)。
ペンネーム:io
NDロードスター
父の影響で好きになったロードスター。「今しか乗れない」と思って購入を決めました
このロードスターは、2025年8月16日に納車されたばかりなんです。中古で購入したので、車高なども含めてすべてが前のオーナーさんの仕様のまま。私はまだ何もいじっていません。
もともと父がロードスター好きで、その影響で私も車が好きになりました。次第に「オープンカーに乗りたいな」と思うようになり、コペンと迷った時期もあったんです。でも、軽自動車よりは普通車のほうがいいな、ということと、やっぱりロードスターのフォルムがかっこよくて。
「ロードスター乗りって、みんな優しいので」
初めてでいきなりこの車、とはよく言われますね。でも、乗っているとクルマ好きのおじさんたちからよく声をかけてもらえるんです。「女の子が乗ってるのかっこいいね」みたいに言ってくださって。
それに、ロードスターに乗っている方って、皆さんすごく優しいんです。ミーティングに参加すると、困ったことがあったときに色々と教えてくれます。
「ロードスター乗りは集まりたがり」という話を聞いたことがありますが、本当にその通りで、コミュニティがたくさんあります。私はまだ宮ヶ瀬や奥多摩のミーティングにしか行ったことがありませんが、そこでも色々なことを教えてもらったり、一緒に走りに連れて行ってもらったり。すごく楽しいな、と思います。
「納車される前に応募しました」
このイベントに参加しようと思ったのは、ロードスターを買おうと決めて、契約を済ませた後のことでした。
バイクの様な「ヤエー」の文化があることを知って、「ぜひ行ってみたい」と思ったんです。納車を待つ間、楽しみすぎて色々な集まりをサイトで探しているうちに、この「ロードスタージャンクション」の応募が抽選で始まると知りました。
それで、まだ車が手元にない、納車される前に応募したんです。どうしてもこの集まりに行ってみたくて、当たるようにと祈っていました。
「改造っていうよりかはノーマルで」
これから車をどうしていくかですが、あまり改造はせず、ノーマルで乗りたいと思っています。
私自身、まだ何も分からないというのもありますし、車に詳しい親戚から「足回りとかをいじり始めると、どこかしらに変な負荷がかかって調子が悪くなってくるよ」とアドバイスをもらいました。
マフラーも純正のままですし、もし変えるとしても、ウィンドブロッカーのような内装の部品が中心になると思います。外装はステッカーくらいでいいかな、と。やりたいなと思うのは、ホイールの交換くらいですね。
「父の英才教育と、身近にあった車という存在」
昔からすごく車好きだった、というよりは、父の影響が大きいですね。父とは仲が良くて、しょっちゅうドライブに出かけて車の話を聞かせてくれました。そのおかげで、普通の女の子よりは少しだけ詳しいかな、というくらいです。
父の兄弟、私にとっての叔父たちも、スズキ・カプチーノでドリフトをするような人たちでした。だから、車やバイクは昔からとても身近な存在だったんです。そして自分が車を買える年齢になって、急に興味が湧いてきて、購入に至った、という感じです。
父も嬉しそうでしたね。納車した次の日には、「ちょっと僕が運転していいですか?」なんて言いながら、私のロードスターを運転していました。
本当は父自身がユーノスロードスターに乗りたいそうなんですが、それは母が許してくれないみたいで。だから、私が代わりに買ったような形になりました。父も楽しそうで、本当に良かったなと思います。