JOURNAL 

自動車コムレード、第1回設立セミナーを開催

~とにかく立ち上げる、立ち上げたらその後に皆で作っていこう~

  • #ニュース
  • #トピックス

2026/09/02

松尾勲代表

 自動車コムレード(松尾勲代表)は8月28日、JR博多シティ会議室(福岡県福岡市)にて設立声明を発表し第1回セミナーを開催した。
 同団体は、自動車整備のみならず車体整備などの自動車アフターマーケット全体に関わる事業者が、上下や発注・受注関係を超え、役割を持った対等なパートナーとして共に学び交流できる場を作るべく発足。今回は「車体整備業界の現状と今後の課題」、「R-1234yf時代のカーエアコン整備と冷媒劣化について」の2つのテーマを取り扱った。



 前半は、下請代金支払遅延等防止法(下請法)から製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律(取適法)への変更に際し、委託事業者が気を付けるべき法令上の注意点などが解説された。「車体整備の現在地」として工賃単価の推移なども紹介するなど、車体整備工場を取り巻く現状が自動車整備事業者に共有された。

冒頭挨拶に立つプロトリオス・坂田良治氏(左)、前半の講習を担当した同・石芳賢和氏
冒頭挨拶に立つプロトリオス・坂田良治氏(左)、前半の講習を担当した同・石芳賢和氏



 後半では、受講者から事前に集計した質問項目に沿い、カーエアコンを取り巻く市場環境からカーエアコン冷媒の仕組み、新冷媒の劣化について専門的な解説が加えられた。参加者からは活発な質疑が投げかけられるなど注目を集めた。

後半の講師を担当した日本サン石油・下田晃弘氏(左)、柿田智章氏
後半の講師を担当した日本サン石油・下田晃弘氏(左)、柿田智章氏



 最後に松尾勲代表より自動車コムレードについて設立背景が語られ、「上下ではなく横の関係性でつながる。コンプライアンスや設備投資、新技術など抱える課題は多岐にわたるが、業種や立場の壁を取り払い、同じ目線で語り合える場があれば一社では見えなかった解決の糸口が見えてくるかもしれない。自動車コムレートはまだ始まったばかり、せっかくつないだ縁を濃いものにしていきたい」と決意を表明した。
 今後は年4回以上のセミナーを企画しており、次回は11月14日の予定である。