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【車業界版・今日は何の日】8月2日は「ハコの日」!現場で使える顧客トークネタ

人気のハイトワゴンを襲うバックドア損傷と樹脂パネル化の波

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2026/08/02

8月2日は「ハコの日」

 8月2日は「ハ(8)コ(2)」の語呂合わせから、東京紙器工業組合が制定した「ハコの日」である。
 自動車市場においても、軽ハイトワゴンやミニバンといった室内空間を極限まで広げた「箱型(ボックス型)」の車両がファミリー層を中心に絶大なシェアを誇っている。



 箱型車両は後方の死角が大きく、リアバンパーとバックドアがほぼフラットな形状をしているため、駐車場でのバック時に電柱や壁に衝突すると、バンパーだけでなくバックドア本体まで一気に押し込まれるケースが非常に多い。一般ユーザーにとっては「少しぶつけただけ」という認識でも、車体修理工場に入庫すると大掛かりな修理となることが多い部位である。



 近年、このバックドアの修理に大きな変革が起きている。車両上部の軽量化による燃費向上と走行安定性を目的に、従来の鋼板(スチール)から「樹脂製バックドア(樹脂バックドアモジュール)」を採用する車種が急増しているためだ。
 樹脂パネルは鉄板のように専用ツールで叩き出したり、スタッド溶接で引っ張り出したりする鈑金修理が物理的に難しい。割れや大きな変形が生じた場合は「アッセンブリー交換」が必須となり、ガラスの脱着工賃や周辺パーツの組み換えも発生するため、修理費用は従来の鉄板鈑金よりも高額になる傾向がある。箱型車の背面の進化は、修理現場の素材対応力を常に試している。