JOURNAL 

Jobyとトヨタ、eVTOL生産を担う合弁会社の設立に合意

商用生産に向けた体制整備を本格化し、機体の量産準備へ

  • #トピックス

2026/07/09

 Joby Aviation(Joby)とトヨタ自動車は、Jobyが開発する電動垂直離着陸機(eVTOL:Electric Vertical Take-Off and Landing)の生産を担う合弁会社の設立に合意した。これは、Jobyの先進的な技術開発力と、トヨタがクルマづくりを通じて培ってきたトヨタ生産方式という両社の強みを融合し、商用機の生産に取り組んでいくことを目的とたものである。


Joby eVTOL

生産体制の整備と量産への準備

 eVTOL生産の実現に向け、まずは生産体制の整備を行う。認証審査に用いる機体の試作、生産性・品質・コストの改善等の生産準備、及び将来の需要拡大を見据えた生産能力の増強を推進する方針だ。

両社代表のコメントと今後の連携

 Joby創業者兼CEOのJoeBen Bevirt(ジョーベン・ビバート)氏は、トヨタが約10年にわたり同社の歩みに寄り添い、機体生産の基盤を築くうえで助言と支援を提供してきたと言及。今回の発表は両社の強固な関係性と共有する将来の可能性への確信を示すものであり、空のモビリティを日常にするというビジョンに向けてともに約束を果たしていく意向を示した。

 トヨタの豊田章男会長は、創業以来の理念である「すべての人に移動の自由をお届けしたい」のもと、モビリティの可能性を広げてきたと説明した。空のモビリティは理念を陸から空へ拡張し新たな価値をもたらすものであるとし、Jobyとともに挑戦を前進させられる意義や、未来のモビリティ社会の実現に向けた一歩となることへの期待を述べた。

 今後も両社は、同合弁会社を通じて互いの強みを結集し、空のモビリティを社会に広く届けるべく、緊密に連携していく方針だ。


Joby eVTOL

合弁会社の概要

会社名

Joby Toyota Aero Manufacturing Preparation Company

代表者

鶴田 洋介

所在地

米国 カリフォルニア州

出資比率

トヨタ 51%、Joby 49%