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日産、新型軽自動車「ルークス」を発表

四角形をモチーフにしたデザインはキューブの再来か?

  • #新製品

2025/08/23

水色と黒の色使い、四角形をモチーフにしたデザイン。キューブを思い出した人も多いのではないか

日産は8月22日、新型軽自動車「ルークス」を初公開した 。メーカー希望小売価格は160万円台からで、今秋の発売を予定している 。

リビングのような室内空間

新型「ルークス」は、従来の軽自動車の常識を覆す新しい価値を提供する 。車内は「Breeze (そよかぜ)」をデザインコンセプトとし、まるでリビングルームにいるような心地よい空間を目指した 。インパネには、軽自動車としては初となる12.3インチの大型統合型インターフェースディスプレイを採用し、先進性と上質さを演出している 。

タコメーターも四角形で、ドアトリムにも四角形をあしらった加工が見られる。だが、空調操作が物理ボタンではなく静電タッチパネルで個人的には操作がしにくいので残念だ。

広々とした室内と荷室

室内長は前型より115mm拡大し、軽スーパーハイトワゴンでクラストップの2,315mmを実現した 。後席のニールームもクラストップの795mmの広さを確保しており、大人がゆったりと座ることができ、子供が立ったまま着替えることも可能だ 。荷室もクラストップの最大長675mmを確保し、48Lのスーツケースを4個同時に積載できる 。

進化した安全運転支援

駐車時や交差点など、さまざまな運転シーンで役立つ運転支援システムが拡充された 。軽自動車初となる「インビジブルフードビュー」や、日産の軽自動車として初搭載となる「3Dビュー」など、3つの新しい表示機能を搭載した「インテリジェント アラウンドビューモニター」を採用している 。また、軽スーパーハイトワゴン初となる「BSW(後側方車両検知警報)」や「RCTA(後退時車両検知警報)」も搭載し、軽自動車として最高レベルの安全機能を実現している 。

多様なグレードとカスタムカー

新型「ルークス」は、「セラドングリーン」「シナモンラテ」「セトブルー」といった新色を含む全17通りの多彩なバリエーションを用意している 。また、日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社からは、専用のアルミホイールやブラック基調のインテリアを採用したカスタムカー「AUTECH LINE」が、さらに助手席が回転・昇降する福祉車両「助手席スライドアップシート」も先行公開された 。

新型「ルークス」は、8月23日より日産グローバル本社ギャラリーで展示されている。

AUTECH LINE