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【車業界版・今日は何の日?】7月22日は「ナッツの日」!現場で使える顧客トークネタ
ナッツに紐解く最新車体の機械的接合技術
2026/07/22
7月22日は「ナッツの日」
7月22日は、日本ナッツ協会が制定した「ナッツの日」。
「ナ(7)ッ(2)ツ(2)」の語呂合わせに由来する。食品のナッツの記念日ではあるが、工業の世界において「ナット(Nut)」といえば、ボルトとともに部品同士を強固に締結する機械的接合の基本要素である。現代の車体整備において、この「機械的接合」の技術は、かつてないほど重要性を増している。
長年、自動車のボディ骨格の接合は、鉄板同士に電流を流して溶着させる「スポット溶接」が主流であった。しかし現在、超高張力鋼板(ハイテン材)やアルミニウム合金など、熱を加えると金属組織が変化して強度が著しく低下する素材の採用が急増している。さらに、鉄とアルミといった「異種金属」を溶接することは物理的に不可能である。 そこでスポット溶接に代わって主流となっているのが、専用のリベットを強力な圧力で打ち込み、熱を一切加えずにパネル同士を締結する「SPR」や「ブラインドリベット」による機械的接合である。
最新車両のセンターピラーやロッカーパネルをカット交換する際、メーカーの修理書ではこのリベット接合と「パネルボンド」の併用(リベットボンディング工法)が厳格に指定されているケースがある。素材の進化に伴い、車体の接合方式は「溶かす」に加え「留める」も加わってきたのだ。