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クラシックカーとヤングタイマーを匠の技と最新技術でレストア・整備・販売【オートモビルカウンシル2024 部品メーカー・ディーラー・ショップ】

ボッシュはクラシックカー整備ネットワーク「ボッシュクラシックカーサービス」(BCCS)の日本国内展開を発表

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2024/05/30

 2024年4月12~14日に幕張メッセで開催された、新旧名車と自動車文化の展示会「オートモビルカウンシル2024」。

 当記事では、部品メーカーやディーラー・ショップなど5社の主な出展内容を紹介する。

【Bosch】
 独立系自動車整備工場のネットワーク「ボッシュカーサービス」(略称BCS)会員工場が、車齢30年超の「クラシックカー」および「コレクターズアイテム」、車齢15~29年超の「モダンクラシックカー」を整備可能とするため、補修部品の提供や旧来の技術・修理手法の習得などを行う「ボッシュクラシックカーサービス」(略称BCCS)の日本国内展開を発表。そのコンセプトブースを展開した。

 立ち上げの段階ではBMW、メルセデス・ベンツ、ポルシェに対応するが、対応ブランドを順次拡大予定。また、クラシックカー用部品のリビルドへ2024年内に対応する計画。

「ボッシュクラシックカーサービス」のコンセプトブース

【日本ミシュランタイヤ】
 アメリカ車のクラシックカーやヤングタイマーに対応するクラシックタイヤとして、「ラジアルT/A」、「XVSホワイトウォール」、「パイロットスポーツPS2」などを出品した。

(手前より)ミシュラン・ラジアルT/A、XVSホワイトウォール、パイロットスポーツPS2。最奥は現行モデルのパイロットスポーツ5

【ヤナセクラシックカーセンター】
 ヤナセの自動車アフターマーケット事業子会社・ヤナセオートシステムズ内で旧車レストア事業を担当する「ヤナセクラシックカーセンター」として出展。1995年式280TE、1993年式500SL、1992年式500E、1988年式560SL、1969年式280SEメルセデス・ベンツをを展示・販売した。

1995年式メルセデス・ベンツ280TE(手前)、1993年式メルセデス・ベンツ500SL(奥)

【Carmake Artpro/COLOURLOCK】
 ドイツのインテリアリペアブランド「カラーロック」に的を絞ってブースを展開。ファブリック&レザークリーニングおよびステアリング&レザーシート簡易補修の実演を行ったほか、カーメイクアートプロが取り扱う多彩な内装修理・カスタマイズ製品を紹介・販売した。

レザーシート簡易補修実演の様子

【アクティブガレージ&アプローチ】
 1971年に誕生したスーパーカー、デ・トマソ・パンテーラを展示し注目を集めつつ、アクティブガレージのガラス系ボディコーティング剤「ハイパーガラスコーティング」シリーズ、アプローチのフロアタイル「アルティメットデッキ」や各種マイクロファイバークロスをアピールした。


(文・写真=遠藤正賢)

アプローチ「アルティメットデッキ」を床に敷いて展示されたデ・トマソ・パンテーラ