JOURNAL 最新ニュース
BASF、バッテリーリサイクル用の金属精錬プロトタイプ工場を稼働開始
リチウム、ニッケル、コバルト、マンガン、銅などを回収
2024/04/29
BASFは2024年4月17日、ドイツのシュヴァルツハイデで、バッテリーリサイクル用の金属精錬プロトタイプ工場を稼働開始した。
同工場では、使用済みリチウムイオンバッテリーと、バッテリー製造時に工場で発生するスクラップを処理。これにより、スケールアップの際に、リチウム、ニッケル、コバルト、マンガン、銅など貴重な金属の回収が容易になる。
シュヴァルツハイデの金属精錬プロトタイプ工場は、欧州初のバッテリー材料生産と電池リサイクルの併設センター建設へのマイルストーンの一つ。同工場は、BASFの既存の正極材工場と、2024年後半に稼働予定のブラックマス生産用バッテリーリサイクル工場を補完するものと位置付けられている。
BASFは、貴重なバッテリー原料の供給を確保することの戦略的な重要性を認識しており、欧州での自給率を高め、欧州バッテリー規則を遵守するために、高価な金属の回収に取り組んでいる。また、リサイクルされた金属のカーボンフットプリントは大幅に低くなるため、バッテリーリサイクルによって電気自動車のサステナビリティが向上すると捉えている。
BASFのシュヴァルツハイデ金属精錬プロトタイプ工場
あなたにおすすめの記事
-
スバル、新型「フォレスター」発表 ルーフに高減衰マスチック採用、フロント側方監視レーダー設定、歩行者用エアバッグ大型化で自転車にも対応
2025/04/21
-
ホンダ、「N-BOX」を一部改良し発売 カスタムにLEDフォグライト設定、新2トーンカラーも
2025/04/21
-
【速報】日車協連、東京海上日動との団体交渉結果報告をYouTubeでリアルタイム配信が決定
2025/04/18
-
ダイハツ販売会社で不正アクセス発生、従業員情報流出の可能性
2025/04/18
-
ホンダ、S660 33,696台 リコール 前輪サスペンションのダンパユニットを固定するナットのトルク管理不十分 ダンパユニットのロッドが折損し走行安定性を損なうおそれ
2025/04/18
-
ホンダ、S660 ModuloX(モデューロX) 4,531台 リコール 前輪サスペンションの樹脂製ベアリング組付方法が不適切 ダンパユニットのロッドが折損し走行安定性を損なうおそれ
2025/04/18