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ホンダ、出光興産とELV由来プラスチックの水平リサイクルに関する実証実験を開始
2020年代後半を目処にELV由来プラスチックの水平リサイクルシステム構築、量産車へ適用
2024/03/31
本田技術研究所は2024年3月28日、出光興産と共同で、ELV(使用済み自動車)から回収したプラスチックの水平リサイクルに関する実証実験を開始したことを発表した。
同実証では、再資源化に必要なELV由来プラスチックの回収要件の確立および将来的な再生資源の生産を含む、水平リサイクルシステムの実現に向けた様々な検証を実施。この実証を通じて両社は、2020年代後半を目処とした、ELV由来プラスチックの水平リサイクルシステムの構築と量産車への適用を目指す。
ELV由来プラスチックの処理は分別回収やリサイクルの技術的難度が高く、焼却の際に発生する熱エネルギーを回収・利用するに留まっている。同実証では従来のメカニカルリサイクルよりも物性低下が起こりにくく、バージン材と同等の性能・品質のリサイクル材に転換できる油化ケミカルリサイクル技術を用いることで、水平リサイクルを可能とする。
具体的には、ホンダがリサイクル原資の検討を行うとともに、ELVから使用済みプラスチックを回収。それを原料として、出光興産の子会社であるケミカルリサイクル・ジャパンが油化ケミカルリサイクル技術により生成油を生産。出光興産が生成油の再資源化の実現可能性を検証する。

ELV由来プラスチック水平リサイクル実証実験を通じて目指すリソースサーキュレーション(資源循環)のスキーム
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