JOURNAL 最新ニュース
日産 セレナほか 48,360台リコール オルタネーターに不具合 車両火災のおそれ
2023/10/06
日産は2023年9月28日、オルタネーター(発電機)に封入されているグリスの耐熱性能が不足しているため最悪の場合、車両火災に至るおそれがあるとして、セレナならびにOEM提供車のスズキ・ランディの2車種 48,360台のリコール(回収・無償修理)を国交省に届け出た。
不具合の個所は、アイドリングストップ機能がない車両のオルタネーター(発電機)において、プーリー内部機構のワンウェイクラッチに封入しているグリスの耐熱性能が不足している。このため使用過程でグリスが熱劣化しワンウェイクラッチが摩耗によって破損することがある。その結果、異音の発生や充電警告灯が点灯し、そのまま使い続けるとプーリーが空転して発電不良となりエンジンが停止するおそれがある。また、空転したプーリーが摩擦熱により高温になった状態でシャフトから抜けて、エンジンルーム内に脱落し周辺部品の可燃物に接触すると、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある。
あなたにおすすめの記事
-
トヨタ、ハリアー・ヤリスクロス、レクサス NX ほか 24,767台 リコール ヘッドランプが点灯しなくなるおそれ
2024/12/06
-
ダイハツ ムーヴキャンバス・ハイゼットほか 191,748台 リコール フロントサスペンションのコイルスプリング部において塗装密着不足 折損した場合 走行不能のおそれ
2024/12/05
-
ダイハツ ハイゼットトラック 5,083台 リコール リヤコンビネーションランプに不具合
2024/11/29
-
トヨタ、プリウス・カローラツーリング・カローラ 4,902台 インタミディエイトシャフトに不具合 ステアリング操作が不能(操舵不能)となるおそれ
2024/11/27
-
トヨタ、カローラツーリング 1,429台 リコール バックカメラの防水性に不具合
2024/11/27
-
トヨタ、ランドクルーザー 1,351台 リコール フロントドライブシャフトに不具合 走行不能となるおそれ
2024/11/27