JOURNAL 最新ニュース
日産、セレナをフルモデルチェンジ
2022/11/29
日産はセレナをフルモデルチェンジすると発表した。発売時期は、ガソリン車が今冬、HVのe-POWERは来春となる見込み。
新型セレナは従来のコンセプトを受け継ぎ、室内空間の広さや利便性を維持しつつ最先端技術の充実を図ることで商品性を高めた。
■最上位グレードにプロパイロット2.0を装備
最上位グレードに位置するe-POWER LUXION(ルキシオン)にアリアで初めて採用したプロパイロット2.0を装備。高速道路でシステムが車速や車線維持をアシストすることで、ドライバーはステアリングから手を離せる機能や、先行車両の車速に応じ、スイッチ操作だけで車線変更をアシストする車線変更追い越し支援機能など、長距離移動のドライバーの負担を軽減し快適な移動を実現している。
加えて、ドライバーのステアリング操作を支援する「衝突回避ステアリングアシスト」や、一度駐車した場所を駐車枠として記録することが出来る、メモリー機能付きの「プロパイロット パーキング」を搭載。記録した駐車位置に近づくと、ボタン一つでステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、パーキングブレーキのすべてを自動で行う。
さらに、最上位グレードの「e-POWER LUXION」は、リモコン操作で入出庫ができる「プロパイロット リモート パーキング」を装備した。
プロパイロット リモートパーキングの操作イメージ。車外から車両を操作して入出庫ができる。駐車スペースが狭い時に便利な装備だ
■第2世代e-POWERに進化
HVのe-POWER用の1.4Lエンジンは新開発。エンジン音を抑制し静粛性を高めた。車両状態や走行環境に加えて、ナビゲーションシステムの地図データを参照しながらエンジン作動する時期を決定するエネルギーマネジメント技術を採用した。
■ボデーカラーは全色スクラッチシールドではない
ボデーカラーは、2トーン4色、モノトーン10色の全14色が予定されている。Webカタログを確認した限りでは全塗色にスクラッチシールドが採用されているわけではないようだ。カーディナルレッド(NBL)と、カーディナルレッドとスーパーブラックの2トーン塗色(XDU)にはスクラッチシールドの表記がない。同一塗色でエクストレイル(T33系)ではスクラッチシールド扱いになっている。発売前の車両情報のため今後仕様変更などで改められる可能性はあるが、補修時には確認が必要だろう。
あなたにおすすめの記事
-
SBI損保、ダイレクト型損保初の降雹予測モデル構築へ MS&ADインターリスク総研とタッグ
2025/05/02
-
スズキ、BEV軽トラックの実証実験を開始 過疎地の新たな交通手段となるか
2025/05/02
-
【解説】車体整備の技術料、指数対応単価と工賃単価、その違いとは
2025/05/01
-
あいおいニッセイ同和損害保険とAUTOLABが業務提携:雹害対策ボディカバー「ASTA ハイルガード 雹対策車両カバー」を特別価格で提供
2025/05/01
-
三井住友海上、事故車修理の工賃単価を8.8%引き上げへ
2025/04/30
-
【速報 簡易分析版】損害保険料率算出機構、『自動車保険の概況』を発表
2025/04/28