JOURNAL 最新ニュース
マツダ、アーティザンレッドプレミアムメタリックを発表
2022/11/22
マツダは2022年11月15日、「アーティザンレッドプレミアムメタリック」(塗色コード未定)を発表した。ラージ商品群および既存ラインアップ商品に導入予定。
同社は近年カラー開発に力を入れており、ソウルレッドプレミアムメタリック(41V)の登場から10年目の節目に、現在の技術の集大成として「アーティザンレッドプレミアムメタリック」を位置付けている。
■41V、46V、46Gなど同社技術の集大成
塗色の特長はハイライトでは鮮やかな赤色で、シェード部では反射・吸収層の漆黒顔料の効果で深みのある暗い赤を演出。ハイライトとシェードの高いコントラスト差で車体の造形が映える塗色とした。ソウルレッドプレミアムメタリック・ソウルレッドクリスタルメタリック(46V)もハイライトとシェードのコントラスト差の大きさが特長であったが、アーティザンレッドプレミアムメタリックはそれを更に越えるものと見られる。
新車の塗膜層はソウルレッドクリスタルメタリックと同様、クリア層、透過層、反射・吸収層の3層構造となっている。透過層はソウルレッドクリスタルメタリックで採用した高彩度顔料を使い、反射・吸収層では、ロジウムホワイトプレミアムメタリック(51K)に採用したアルミフレークを等間隔かつ平滑に並べる技術と、マシーングレープレミアムメタリック(46G)で用いた漆黒顔料を改良して採用している。
■補修時に想定される問題点は……
補修する場合、従来のソウルレッドプレミアムメタリック・ソウルレッドクリスタルメタリックと同様にカラークリヤーメタリック塗色となる可能性が高い。配合表をよく確認しなければならないが、カラーベースとカラークリヤーの色相に差があればあるほど、膜厚の管理が重要になる。また、メタリック顔料は平滑に並べるとあり、粒子感をどのようにあわせるかも課題になると予想される。
あなたにおすすめの記事
-
スズキ、CO2排出量削減を実現した「モノマテリアル・フロアマット」を永大化工と共同開発
2025/01/30
-
警察庁、令和6(2024)年中の交通事故発生状況を発表。事故発生件数は30万件を切る
2025/01/30
-
ホンダアクセス、中央自動車工業の門型洗車機専用撥水コンディショナー「C.A.Wウォッシュメンテ」取扱開始
2025/01/30
-
日本ペイント 1液光硬化型溶剤系自動車補修用パテ「nax UVライトベール」
2025/01/30
-
BPRO オールカラー対応の水アカ落とし剤「WAX・水アカクリーナー 1L」
2025/01/30
-
ホンダZR-V(RZ3・4・5・6)車販のポイントは?【売りたい車図鑑】
2025/01/19