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自検協、2020 年版「わが国の自動車保有動向」を公開

乗用車の平均車齢・平均使用年数ともに過去最長を更新

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2020/12/15

　自動車検査登録情報協会はこのほど、2020年版「わが国の自動車保有動向」を同会Webサイトで公開した。
　それによると、2020年3月末日時点の自動車保有台数（軽自動車を含む）は81,849,782台で、前年同時点（81,789,318台）より60,464台（＋ 0.07％）増加した（グラフ1）。そのうち乗用車は同38,013台増加し61,808,586台、貨物車は17,796台減少し14,367,134台、その他（乗合車、特種（殊）用途車、二輪車）は40,247台増加し5,674,062台だった。

グラフ1　自動車保有台数（軽自動車含む）の推移　※各年3月末時点

　平均車齢（自動車が初度登録してからの経過年の平均。軽自動車を除く）は、乗用車で8.72年と前年から0.07年長期化し、26年連続で過去最長を更新した。貨物車は11.44年で同0.02年長期化し28年連続過去最長に、乗合車は11.86年で同0.03年長期化した（グラフ２）。

グラフ2　主な車種の平均車齢の推移　※各年3月末時点　※軽自動車除く

　また、平均使用年数（国内で新規登録されてから抹消登録するまでの平均年数。軽自動車を除く）では、乗用車が前年同時点と比べ0.25年長期化し13.51年となり、5年連続で過去最長に。貨物車は15.31年で同0.14年長期化し、こちらも8年連続で過去最長を記録した。一方、乗合車は18.31年と同0.05年短期化し、4年ぶりに減少した（グラフ３）。