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SOMPO、事業者間オークション事業へ参入
引き取り車の売却から開始、22年度中に全国展開目指す
2020/10/15
損害保険ジャパンなどを傘下に収めるSOMPOホールディングス(本社= 東京都新宿区)はこのほど、事故車のオークションビジネスを展開するベンチャー企業を買収。事業者間オークション事業へ参入することを発表した。
買収したのは2017年に設立されたベンチャー企業のクルーテックラボ。SOMPOは2018年から同社と共同で事故車販売の実証実験を行っており、従来型のオークションより高額で売却できる仕組みを構築できたことから、同社を買収。社名を「SOMPOオークス」に改め、事業者間オークションへ参入した。
事業者間オークションへの参入に当たって開発されたのは、複数のオークションへ同時出品・入札ができる「AUX Board」(オークスボード)。大手オークション事業者5社と連携しており、実証実験の段階では従来比10~20%ほど高値で売却できることを確認している。オークスボードの活用により車両1台当たりの露出を増やし、入札件数や落札金額だけでなく車両のリユース率、リサイクル率のアップも狙う。
当面は損害車両が売却対象となるが、すでにオークション市場で出回っている他の商材を検討している。リユース、ダメージといった観点から自動車と親和性の高い商材から取り扱い品目を拡大する計画だ。
AUX Boardによる事業者間オークションの仕組み
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