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「自動車点検整備推進運動」強化月間スタート
オンラインで記者発表会を開催
2020/10/15
国土交通省と自動車関係団体で構成される「自動車点検整備推進協議会」及び「大型車の車輪脱落事故防止対策に係る連絡会」は、9・10月(沖縄県では8・9月)を自動車点検整備推進運動の強化月間に設定。「クルマと私の物語、ずっと続く未来の安心」をテーマとして、カーオーナーに適切な点検・整備の実施を呼びかける。
同運動では、重点項目として
❶特に女性、若年層(10~30歳代)に対して点検・整備の必要性と重要性を啓発、
❷大型車の車輪脱落・火災事故防止に向けた点検・整備を啓発、
❸エコ整備(点検・整備によるCO2削減効果)の啓発を設定。加えて、地域によっては独自の重点項目も設定される。
カーオーナーへの認知度を高めるため、同運動に関する特設Webサイトを公開。そのほか、テレビCMや路線バスへの横断幕掲示、ポスター、チラシ、SNSなどを活用した啓発運動が展開される。
本多氏のマンガを採り入れたPR動画はYouTubeや路線バス車内などで公開される
その後、ミルクボーイと現役自動車整備士で日常点検をデモンストレーション。第22回全日本自動車技能競技大会優勝者である、池田誠司、渡辺優樹(神中興業、神奈川県藤沢市)の両氏とともにエンジンオイル、タイヤ空気圧、前後ランプの点灯などをチェックした。
同イベントに出席した国交省自動車局整備課の佐橋真人課長は、「昨年9~11月に発生した自動車の路上故障は約7万件。中でもタイヤ、バッテリ-、エンジンの故障が多く発生しているが、これらは日常点検・定期点検を確実に実施することにより防げるものである」との考えを示し、同運動が点検・整備の重要性への理解を促すのに有効であると述べた。
実車を用いて日常点検のデモンストレーションを披露
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