Q&A 

ドアやフードのシーラーについて

  • #見積もり

2021/04/05

Q

質問者
いしかわさん

トヨタ、ダイハツ、スズキは新品部品にシーラーが塗ってありません。
ホンダ、日産、マツダは塗ってあります。
しかし、塗装の指数はほぼ面積が同じにもかかわらずほぼ同じです。
シーラー塗布を含むと書いてありますが、シーラーが塗ってあった場合は、1メートルあたり0.1を減額するのが本当だと思いますが、減額しなくてもアジャスターが指摘してこないということは、ラッキーだけなのでしょうか?
塗ってこないメーカーのをシーラー塗布で別計上すると指摘され、材料費として計上すると指摘されません。
正解はどれなのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

A

回答者
プロトリオス

ご質問ありがとうございます。シーラー塗布について回答させて頂きます。
 
ご存知かと思いますが、シーリングに関しては『指数テーブルマニュアル』(2020年10月発行)の補修塗装指数Q&A<付加数値>に以下のような記述があります。

Q.23ドアパネルやボンネットの取替部品(新品)は、車種によってシーリングが施されていないものがあります。この場合は、付加数値のボデーシーリングを加算するのですか?

(A)取替パネルの補修塗装指数は新品パネルの補給部品にシーリングが施されているか否かに関わらず、ヘミング部にシーリングを行う事を前提に作成していますので、ボデーシーリングの加算は不要です。なお、取替パネルへのシーリングが不要な場合は、個別に判断して下さい。

 シーリング作業は、Q&Aにある通り「補給部品にシーリングが施されているか否かに関わらず、シーリング作業を行う事を前提に作成」とありますので、「減額しなくてもアジャスターが指摘してこない」というのは、こういった背景があるからだろうと思われます。ただ、「取替パネルへのシーリングが不要な場合は、個別に判断して下さい」ともありますので、案件ごとの判断も必要かと思われます。シーリング作業の技術料のほとんどは、脱着取替や補修塗装指数に含められており、パネルを取替する場合で、アンダーコート塗布やアスファルトシート貼付後、パネル取付後ではシーリング塗布出来ない場合は、パネル取替指数に、これらの条件以外の場合は、補修塗装指数に含まれます(ヒンジ取付部は除く)。従って、指数の考え方ではシーリング作業の技術料は別途計上出来ない事になりますが、カーオーナーの要求に応えるために、新車同様のシーリング作業を施す事もあるかと思いますが、作業は非常に手間がかかる事もあり、多少、考慮の余地があっても良いのではないかとも思います。ただし、パネルを鈑金した場合に発生するシーリング作業は、補修塗装指数の付加作業として設定されていますので、別途計上の対象になります。
材料費に関しては、「すべての指数値に材料代は含みません」という事が指数テーブルマニュアルには明記されていますので、脱着取替指数に含まれるシーリングであれば、その分の材料費は別途計上が可能であると考えますが、補修塗装での材料費は、技術料に%を掛けて算出する事が一般的になっていますので、その工程分の材料費は支払われているという考え方になり、別途計上する事は控えて頂いた方が良いのではと思います。
最後に、塗装工程以外でかかった材料費については、レバーレートに含むとの見解も耳にします。保険会社が提示する指数対応単価を算出する時に、こうした消耗品まで考慮しているのであればその通りですが、指数対応単価の内容が明示されていないという事を考えると、その見解が正しいかどうかは判断出来ません。

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