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    外板パネルの高張力鋼板の調査への疑問

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    2019/06/12

    Q

    質問者
    永井さん

    外板パネルの修理で熱を加えると伸びる、たたくと伸びて全体へ波及が及ぶなど直しにくいパネルが出だしたのは2000年以降だったと思いますが、自研センターの調査では1980年頃からすでに高張力鋼板のパネルでした、1993年に高張力鋼板のパネルで作業観測が行なわれましたと2005年頃問題視された対応として自研センターニュース2006年1月号に報告しています。2015年頃問い合わせましたが同じ答えでした
    1980年高張力鋼板使用
    1987年指数作成
    1993年指数見直しましたが変わりません
    2000年頃問題の高張力鋼板の外板パネル使用
    2005年修理が難しいと問題視
    2006年自研センターニュースで変わりませんと報告
    時系列から見ても調査しているパネルは別物だと考えます。
    また修理できているから同じですというのは技術料の軽視ではないでしょうか?

    A

    回答者
    プロトリオス

    確かに高張力鋼板は1979年にカローラ/スプリンターがフロントドアアウターパネル、トランクパネル、セドリック/グロリアではフードレッジアッパーおよびロワにDP(Dual Phase)鋼が採用されました。このDP鋼は比較的やわらかい部分と硬い部分が混在するもので、現在のものより加工しやすいのが特徴となっております。
    一方現行のものはより薄く硬くに沿ったものが主流であり、自動車メーカーによっては加工(修理)ではなくAss´y交換を推奨するところもあり、それから考えますと初期のものとかなり異なるのでしょう。
    いずれにしましても修理する場合の難易度は高くなると思われますし、超高張力鋼板に関しては指数マニュアルには記載が見当たりませんし、修理では割増数値を計上される工場もあると聞きます。
    協定の際にはアジャスター様に詳しくお聞きになるのがよろしいかと思います。
    尚、外板板金修正指数において、軽四輪は対象外となりますことをご了承ください。

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