Q&A 鈑金・塗装のご相談
写真代並びにプリント代
2013/07/25
Q
- 質問者
小倉さん
昨今では、画像伝送システムを各損保において実施されていますが、見積り内に写真代として、費用を請求すると協定の際にデジタルカメラにてパソコンへ撮り込み送信しているので、「写真代としての費用は認められません」と言われるのですが、確かに実費が発生しないので、費用としての計上は出来ないが、担当者が写真を撮って損保会社へ送るまでの時間と労働力に対しての工賃として別途費用として請求出来ないのですか?
また、情報管理費など別項目での計上は問題が有るのでしょうか?
A
- 回答者
プロトリオス
デジタルカメラで撮影した画像を送信するだけであれば、確かに費用は発生していません。実費といってもデジタルカメラを充電するのに用いた電気代や電池代くらいなものでしょうか。
ただ実際には、見積り担当者や作業担当者が撮影し、損保会社へ送信する労力を費やしています。しかしご質問にあるように、「画像伝送システム」を用いて一連の作業を行うとしての回答となりますと少し考え方を変える必要があるかと思います。
フィルムカメラやポラロイドカメラで撮影、またはデジタルカメラの画像を印刷して郵送するのであれば、フィルム代やプリント代、切手代なども請求できるのでしょう。しかしフォトベースなどの画像伝送システムは、損保会社側がその仕組みを作ったもので、それを利用するメリットは何も損保会社だけではないはずです。
しかし弊社発行「全国見積り事情」によりますと、「計上なし」と回答した工場もなかにはありますが、写真代として計上が認められているケースも多くあるようです。
(全国見積り事情 118ページ 「写真代の計上について」)
「枚数あたりでいくら」という計上方法や、逆に枚数にかかわらず一律で決めている場合などさまざまなようですが、「画像伝送の場合は○○円、印刷して郵送の場合は○○円程度」と相場もあるようですので、逸脱するような金額でなければ交渉してみるのもよいでしょう。
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