Q&A　鈑金・塗装のご相談

回答者
リペアテック

最近の塗色は、新素材の顔料やその配合の複雑さで年々調色が難しくなってきています。
配合されている原色の種類も多く、その一つ一つの色の変化を考えて調色しなければならないので、昔と比べるとずいぶん複雑になったものです。
出来るだけ時間をかけないようにするには、次の次まで考えてどの原色を入れるか？　原色を入れる量は？　などを決めて調色することです。すなわち、原色を追加することによる全体の色の変化をよみながら、追加する種類や量を決めて調色することが重要です。難しいようですが、調色は理論ですから色彩の基本を学べば、必ず出来るようになります。
この基本的な理論が身に付けば、次の次、すなわち２手３手先まで色の変化がよめるようになり、今までは原色を入れるまで予測できなかったことが、頭の中で出来るようになります。

「塗装のはてな ドクター99」より抜粋しました