Q&A 鈑金・塗装のご相談
隣接パネル加算数値について
2015/04/16
Q
- 質問者
グランドオートさん
加算数値に隣接パネルボカシ時間も入ってると思いますが、加算数値とは基本一度で塗装がすむからという解釈でいいですか?
新品の部品だとまず単体で塗ってからまたボディに付けて隣接パネルと一緒に塗ります。(色の誤差が出るから)その場合付加数値として別途計上できますか?
そもそも塗装指数は2コートパール、メタリックはブロック塗りが前提じゃなかったですか?違うとしたらいつからかわりましたか?
A
- 回答者
プロトリオス
お問い合わせ頂いた隣接パネルの加算基礎数値についてお答え致します。
まず、『加算数値に隣接パネルボカシ時間も入ってると思いますが、加算数値とは基本一度で塗装がすむから』でしょうかと言う点についてですが、指数の運用ルール上は1度で塗装することを前提にしております。
しかし、指数は作業方法を強制するものではありませんからどの様な手法を採るかは各工場の判断に委ねられています。
仮に『単体で塗ってからまたボディに付けて隣接パネルと一緒に塗ります。(色の誤差が出るから)その場合付加数値として別途計上』した場合、ご質問の文面にもあるように『色の誤差が出』ないように作業しているため、調色精度が1度で塗れる作り方をされていないと判断される可能性があります。
こうしたケースですと、1度で塗装できる程度の調色精度を前提に作成している加算基礎数値から調色工数を幾分か減算を求められる可能性があります。
また、加算基礎数値を減算し、2度以上に分けて塗装する為の工数を別途計上した際に認められる追加の数値は恐らく加算基礎数値減算分程度と考えられます。
つまり、加算基礎数値を減算した上で追加項目を別途計上した見積りが、指数の規定通りに計算したものを上回ることは難しいと考えます。
最後に『塗装指数は2コートパール、メタリックはブロック塗りが前提』ではなかったかとの事ですが、弊社が所蔵する過去の指数テーブルマニュアルを参照致しましたが、そのような記述はございませんでした。
この件に関しては弊社では分かりかねますことをご了承ください。
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