Q&A 鈑金・塗装のご相談
協定って?
2011/08/25
Q
- 質問者
KAWASAKI黒ブラさん
見積もりとは「予測をたてる」と言うことですが、それに使用する「指数」は「予測をたてる為のモノサシ」になるわけですよね?
協定時に作業が終わっているものは実作業時間は測れば分かりますよね。
それなのに協定で指数を前提に話をされますが、指数は「見積もりする時点の予測をたてる為のモノサシ」ですよね?
「この仕事はコレくらいの時間で終わるだろう」が「見積もり」になるわけですよね?
しかし実際に作業したらコレだけかかった!
でも!指数は○.○だから、それしか認められない。
例えるならば会社が「この仕事は○時間で終わるはずだ!だから残業代は払わない!」と言ってるのと同じようなものですよね?
そう考えると協定は作業前に行われ修理金額が決定してなくてはいけないと思うのですが?
しかし予測段階でも指数では合わない作業は多いのが現実です。
それは「工場がサービス仕事でやりなさい!」に近い気もしますが?
「指数」は「共通のモノサシ」であり「作業を測る為のもの」ではないのでしょうか?
実際にモノサシで測って多かった部分は工場の能力の問題でしょうか?
保険案件を工数で計上するのは問題でしょうか?
A
- 回答者
リペアテック
ご質問の内容を整理してお答えします。
?協定時に作業がおわって実作業時間が分かっているのに、指数値しか認められないなら、協定は作業前に行われ修理金額が決定されるべきではないのか?
?実際に指数値より時間がかかった場合には、個々の工場の能力の問題でかたづけていいのか?
?保険案件を自社のかかった時間で計上し、協定は可能か?
?その通りだと思います。納期や作業の都合で作業後に協定が行なわれるという話しも聞きますが、作業に掛かる費用を前もって算出する行為が見積りですから、作業前に協定が行なわれるべきでしょう。
?逆に掛かった時間をすべて計上していいということになれば、作業効率の低い工場ほど(時間がかかるので)高額な修理料金が請求できることになるのではないでしょうか。
このため、作業時間の1つの基準として指数が存在します。指数で定められている作業時間の全てが現状の修理実情に沿っているとは思えませんが、乖離する作業についてはアジャスターとの話し合いで合意を見いだすべきだと考えます。
?指数を使わずに自社の工数で計上するには、作業を細分化し、一つの作業にどれくらいの時間がかかったのかを集計を行ない、納得できる根拠を提示するなどしたうえで説明できれば認められる項目もあるかもしれません。しかし保険案件すべてをこのような協定方法で行なうのは非常に難しいと考えます。
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