Q&A 鈑金・塗装のご相談
ブース加算について
2019/05/07
Q
- 質問者
新潟出身さん
他の方も似たような質問をしたようですが、ブース加算使用には速乾性クリヤー、遅乾性クリヤーで良否がありますが過去には2Kを使用した場合としか明記されてないのですが、どうゆうことでしょうか? また、過去にブース加算について自研センターに問い合わせたところ、0.5という指数は塗装する車をブースに出し入れする移動時間との返答を頂きました。というのもブース使用(ブース稼働)という意味では車の場合とバンパー単体では変わらないですし、新品バンパー塗装指数からブース加算0.5引いたら塗り指数が少なすぎると思うからです。(当時、自研センターの回答はブースに車を入れるのとバンパー単体を入れるのでは作業量が全然違いますよねとのことでした)
このことからも速乾性クリヤー、遅乾性クリヤーでブース加算の良否を分けることは出来ないと思うのですが。
A
- 回答者
プロトリオス
まずブース加算の適用条件ですが、2Kタイプの塗料でメタリック・2コートパールを塗る場合であればトップコートには遅乾型クリヤーを使用することとなっています。これは一方の速乾クリヤーではゴミの付着やブツができにくく、磨きやすいことによりブース使用の必要がないとの判断です。(速乾ウレタン塗料と同様である)したがって樹脂バンパーに関してもこの条件が適用されます。
確かにご指摘の通りバンパーの塗り数値を鑑みると、その中にブース使用数値が含まれていると考え難いものですが、基本的にはボデーと同時塗装ということなので吸収されるものと考えられますし。また保険適用事故ではバンパー単独の塗装は非常に割合が少ないので、設定されておりません。
このような場合は調色などの増加要因を加算基礎数値より準用して対応する方法があります。(単体塗装割増:参考数値)
ソリッド:0.30、 メタリック/2CP:0.40、3CP:0.60を適宜加算して下さい。
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