Q&A 

ラジエータとコンデンサー

  • #見積

2025/10/22

Q

質問者
Tさん

質問します。ラジエータ脱着(取替)&コンデンサー脱着(取替)の指数ですが。両方脱着か取替をした場合、ここ最近はラジエータもコンデンサーも両方の場合。コンデンサー脱着の指数の中にラジエータ指数も含まれてますが。例えば、1.6とあるならば。この中にはラジエータのエア抜き及び、コンデンサーのクーラーガス真空引きも含まれているのを聞いたのですが。ラジエータエア抜きの場合やコンデンサー真空引きやそこそこ時間がかかると思うんですが。1.6じゃ少なすぎると思うのですが。以前は指数1.6とは別にエア抜き・真空引きを計上していましたが。どうなのでしょうか?何でもかんでも含み過ぎだと思うのですが?

A

回答者
プロトリオス

ラジエータとコンデンサの(脱着または取替)同時作業(時)には、ラジエータのエア抜きおよびクーラーガスチャージが付帯作業となります(含まれています)。クーラーガスの回収・再使用の作業を行う場合は割増項目が設定されていますので、その数値を計上しても問題ありません。

 
しかし、エア抜きも真空引き(回収のうえ再使用)も、確かに多少の時間を要す作業ではありますが、例として記載いただいている(ラジエータとコンデンサ脱着または取替の)主体作業の指数値「1.60」に対して余分に計上するほどの作業量となるのかを考慮する必要がございます。

  
また、ラジエータの水抜き作業やコンデンサのエア抜きの場合、作業者が付きっきりで行う必要がないため(塗装作業における乾燥時間と同様に)作業時間(指数の「標準時間」「余裕時間」)に該当しないと考えられます。

 
もし追加計上するのであれば、

①割増項目として「0.30~0.40」では不足してしまうのか、

②当該作業は作業者1名以上がその作業時間中、付きっきりとなる必要があるのか、

などをふまえなければなりません。指数は実作業から乖離している場合も確かに見受けられますが、「正味作業時間」「標準時間」「余裕時間」に含まない時間分はルールとして計上することはできません。