Q&A 

塗装の材料代

  • #塗装
  • #見積

2011/07/14

Q

質問者
塗装工さん

塗装の材料代ですが、新品と修正パネル塗装の指数の違いは、下地処理等がないなど違いがあるにので新品の塗装指数が安いのは理解出来るのですが、新品パネルを塗装する方が明らかに材料を多く使うので、新品パネル塗装の場合は材料を割増しするようにした方が現実的だと思われますがどうでしょうか?

A

回答者
リペアテック

弊社が発行する「見積りガイド塗装編」や各社見積りシステムに現在用いられている「材料費率」は、あくまでも参考値としてお考え下さい。

塗り数値をはじめとする標準作業指数には、材料代は含まれていません。よって実費請求が基本となり得ます。

しかし、見積り過程の性質上、実額をその時点で算出する訳にもいかないため、作業工賃(作業時間)に塗膜や使用する塗料などで異なる数値(比率)を掛け合わせた数字を材料代として用います。

塗り数値における「新品パネル」は、対象となるパネルにサフェーサーを塗布する過程からを指します。
また「修正パネル」は最後のポリパテの作業からを指しています。
上塗りが同等の面積となる「修正パネル 1/1」は、対象パネル約1/3の(最後の)ポリパテを含んでいますので、材料代もそれに準じていることが窺えます。
上塗り塗料の使用量だけで考えると「新品パネル」の方が多いのは分かりますが、パテや脱脂剤を含むと「修正パネル」作業の材料代が嵩んでしまうのもご理解いただけるかと思います。