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    日産エクストレイル(T33系)BPのポイントは?【売りたい車図鑑】

    リヤまわりの骨格に構造用接着剤を使用。全塗色にスクラッチシールドを採用

    • #特集

    2024/10/24

    【BPのポイント】
     プラットフォームはルノー日産三菱アライアンスの「CMF-C/D」を採用。同じプラットフォームを採用する三菱アウトランダーPHEVと同様に、リヤまわりの骨格に構造用接着剤を使用している。その他詳細はサービスマニュアルやボディ修理書を参照されたい。

    日産エクストレイルG e-4ORCE(4WD車)。撮影車両のボディカラーはKAYシェルブロンド(M)/KH3スーパーブラック(2トーン色のカラーコードはXEW)

     ボディカラーは以下の通り、2024年6月20日の一部改良前と後とでラインアップが変わっている。一部改良前はモノトーン7色・2トーン5種類、一部改良後はモノトーン8色・2トーン4種類の、いずれも計12種類。

    【継続設定されているボディカラー】
    QABブリリアントホワイトパール(3P)/KH3スーパーブラック(2トーン色のカラーコードはXBJ)
    RBYカスピアンブルー(M)/KH3スーパーブラック(同XEU)
    KBYステルスグレー(P)/KH3スーパーブラック(同XEX)
    KAYシェルブロンド(M)/KH3スーパーブラック(同XEW)
    QABブリリアントホワイトパール(3P)
    G41ダイヤモンドブラック(P)
    NBLカーディナルレッド(CPM)
    RBYカスピアンブルー(M)
    KBYステルスグレー(P)
    K23ブリリアントシルバー(M)
    KADダークメタルグレー(M)

    ボディ前端の2トーンカラー塗り分け位置はフロントピラー下端にある

    【一部改良前にのみ設定されているボディカラー】
    EBLサンライズオレンジ(RPM)/KH3スーパーブラック(2トーン色のカラーコードはXEV)

    【一部改良後にのみ設定されているボディカラー】
    KAYシェルブロンド(M)

    (注)
    3P=3コートパール
    M=メタリック
    P=パール
    CPM=カラークリアパールメタリック
    RPM=マルチフレックスパールメタリック

    ボディ後端の2トーンカラー塗り分け位置はバックドア開口部の上側、バックドアを閉じた際のルーフスポイラー下端と地続きの高さにある

     これらのいずれも、耐スリ傷性クリヤー「スクラッチシールド」を使用しているため、補修塗装の際は気をつけたい。

    一部改良前にのみ設定されているEBLサンライズオレンジ(RPM)/KH3スーパーブラック(2トーン色のカラーコードはXEV)

     加えて、フロントレーダーが全車、リヤサイドレーダーがインテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)/BSW(後側方車両検知警報)/RCTS(後退時車両検知機能)装着車に装着されるため、前後バンパーのレーダー照射範囲を基材まで損傷した際の修理・パテ補修・塗装は、タッチアップペイントを含めて一切不可。パンパーの交換が必要となる。


    (文=遠藤正賢 写真=遠藤正賢・日産自動車 図=日産自動車)

    不適切なバンパー修理前後のレーダー照射イメージ図(出典:日産エクストレイル取扱説明書)

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