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    国交省、車体整備の消費者に対する透明性確保に向けたガイドライン作成 ビッグモーターの不正受け

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    2024/04/02


     国土交通省は2024年3月29日、ビッグモーターに対する行政処分等の結果及び同種事案の再発防止策をとりまとめ、公表した(https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha09_hh_000318.html)。
     そのうち、車体整備の消費者に対する透明性確保策のなかで、カーオーナーや保険会社などの支払主体に対する作業内容の説明、作業の前後の画像の保存等を示した「車体整備の消費者に対する透明性確保に向けたガイドライン」を作成した。
     内容は、入庫時・作業時・完成時など各段階毎で修理計画や実際に行った修理内容について遡って説明できるよう、画像や見積り書、修理内容についてカーオーナーから得た承諾書などを記録・保存しておくことを推進するものとなっている。
     ガイドラインで特に目を引いたのは、「(5)消費者等への適切な説明と消費者等の了承」で、整備内容について修理方法や所要時間などを具体的に説明した上、「消費者等から書面など」で了承を得ることが示されたところだ。実際にそこまで徹底して実施している事業所は少数派であると見られる。
     また、基本的なことではあるが画像による記録が推奨されるようになった。今一度、基本的な4方向撮影ができているか、傷ばかりに注目してどこのホイールか分からない写真を撮っていないかなど、せっかく記録しても、後から振り返りができない写真になっていないか確認しておくと良いだろう。

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