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    マツダ、CX-60、MAZDA3 27,699台 リコール エンジン制御用コンピューター、ビューモニターユニットなど複数の不具合

    • #一般向け

    2023/11/08


     マツダは2023年10月26日、エンジン制御用コンピューター、電気駆動制御コンピューター、ビューモニターユニットに不具合があるとして、27,699台のリコール(回収・無償修理)を国交省に届け出た。

    不具合は次の通り。

    ① エンジン制御コンピュータにおいて、ハイブリッドシステムの起動条件が不適切なため、プッシュボタンスタートをオフしてから約8秒後にオンして再始動した場合、マイルドハイブリッド用バッテリーのリレー回路が接続できないことがある。そのため、メータに「ハイブリッドシステム異常」のメッセージが表示され、エンジン警告灯も点灯してトランスミッションがNレンジに固定され、走行できなくなるおそれがある。また、プッシュボタンスタートをオフしてから約90秒以内はエンジンを始動できない。

    ② エンジン制御コンピュータにおいて、故障判定する条件が不適切なため、アイドリングストップによりエンジンが停止する際、アクセル操作等でエンジン停止が中断されると、一時的に、燃料噴射気筒を正しく判定できなくなることがある。そのため、その時に故障として誤判定することで、燃料噴射を禁止し、燃料噴射気筒を正しく判定するまで燃料が噴射できず、走行中の場合は車両が減速し、停車中の場合はエンジンが再始動できないおそれがある。

    ③ 電気駆動制御コンピュータにおいて、フェイルセーフの作動条件が不適切なため、プラグインハイブリッド用インバータの冷却異常が発生した場合にモータの運転を制限しても、インバータが過熱することがある。そのため、そのまま使用を続けた場合、エンジン警告灯やハイブリッドシステム警告灯が点灯し、フェイルセーフが作動してモータの運転を停止する際、同時にエンジンの運転も停止し、走行できなくなるおそれがある。

    ④ ビューモニターユニットにおいて、システムの起動条件が不適切なため、起動時にサイド及びバックカメラに切り替えるシステムが起動しないことがある。そのため、i-ACTIVSENSE 警告灯が点灯し、ビューモニターユニット異常を知らせるメッセージがメータ内ディスプレイに表示される。また、サイド及びバックカメラの映像が表示できないおそれがある。

    ⑤ ビューモニターユニットにおいて、システムの処理条件が不適切なため、再起動時にメモリをリセットできないことがある。そのため、メモリ不足により画像処理が遅くなり、センターディスプレイの映像が乱れ、黒画になることで、サイド及びバックカメラの映像が表示できないおそれがある。

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